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WORKS開発事例

セールスポイント

  1. 1

    AWS CloudFormationにより複数のアカウントで同様の環境を再現

  2. 2

    AWS Network Firewallを利用したセキュアなネットワーク環境

  3. 3

    大規模なユーザー数に対応できる拡張性

お客様の課題

内田洋行様を筆頭企業とするオンライン学習システム推進コンソーシアムでは、文部科学省から委託を受けてAWSによる環境を活用したオンライン学習システムMEXCBTを全国の学校へ提供しています。令和2年度の実証事業に続き、令和3年度では機能拡張と、さらなるユーザー規模の拡大を見込んでいたことから、安定した運用とスムーズなリリース実施を課題としていました。具体的には、6つのサブシステムについて段階的かつ短期間でリリースするにあたり、本番、ステージング、開発といったそれぞれの環境差分を最小限とすること、セキュアなネットワーク環境、ユーザーの増加に柔軟に対応できる拡張性を実現することが求められていました。

ご提案内容

AWS CloudFormationでテンプレートを作成し、バージョン管理を実施することで本番環境・ステージング環境・開発環境を、環境差分なく再現できる仕組みを構築しました。比較的新しいAWSマネージドサービスであるNetworkFirewallを利用し、エンドユーザーとシステム間でのセキュアな通信を実現しました。また、Cloudwatch Syntheticsによる外形監視を含むAWS監視サービスを活用し、運用コストを削減したほか、高可用性および拡張性を実現するため、自動拡張可能なマネージドサービスやAuto Scaling、フェイルオーバーを積極的に導入しました。

導入効果

インフラ環境のコード化IaC(Infrastructure as Code)により、各環境の構築と構成管理が容易となりました。本システムを利用する児童生徒や教職員が安全かつ安定した通信ができる環境を実現しました。拡張可能なサービスを利用することにより、令和4年度以降のユーザー数の増加にも安定的に対応可能な基盤が確立されました。