2016年8月19日(金)~8月20日(土)、iOSとその周辺技術に関する
エンジニアのためのカンファレンス「iOSDC Japan 2016」が
東京都練馬区で開催されました。
以下、参加した弊社山本 光彦のレポートです。
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Fusic山本です。
iOSに関する大規模カンファレンス「iOSDC Japan 2016」の模様を
ご紹介させていただきます。
8月19日(金)に前夜祭というかたちでいくつかセッションがあったのですが、
仕事の都合上2日目からの参加です。
会場はかなり広く、600人程度の入場者がいらっしゃるとのことでした。
スタッフの数も多く、受付は大変スムーズに完了。
コーヒーを飲めたり、wifi環境も充実していたりと、まさに至れり尽くせり。
そんなお祭りムードな感じでしたが、
単に遊びに来たわけではなく、以下の3点を目的としてやってきました。
①開発のトレンドや最新の技術をキャッチする
②多くの開発者と繋がりを持つ
③iOSDCというお祭りを堪能する
以下、ポイント毎のまとめです。
①開発のトレンドや最新の技術をキャッチする
今後のiOS開発に役立たせるために、さまざまな技術を吸収することを目的の一つとしていました。
結果、これまでに経験した開発の中で直面した問題の解決のヒントも得ることができましたし、
従来のやり方から脱却し、新しい効率的な構築方法についても学ぶことができました。
以下、主に私の中で勉強となったセッションを紹介します。
・RxSwiftは開発をどう変えたか?(株式会社メルカリ デベロッパー 石川様)
RxSwiftというReactiveProgramming(以下RP)に関するライブラリについて、
導入メリットや非RPとの比較などのセッションでした。
イベント処理や非同期処理を行おうとするとコードが煩雑になりがちですが、RxSwiftを
利用することによって可読性が高まり全体を把握しやすくなるとのことでした。
言葉は聞いたことはありましたが使ったことはなく、ぜひ今後の案件で導入していきたいと感じました。
・iOSアプリのリモートサポートツール「ミレタ」の作り方(株式会社トレタ CTO 増井様)
「ミレタ」というツールの紹介を軸に、WebRTCというプロトコルや通信技術に関する発表でした。
WebRTCはボイスチャットやビデオチャット、ファイル共有などが実現でき、最近注目を集めています。
今後の案件で利用する可能性が高いため、かなり興味深く聞かせていただきました。
他にも、今後の開発において役に立つようなセッションが多く、まさに有益なものとなりました。
②多くの開発者と繋がりを持つ
約600人もの開発者が集うことは、福岡ではなかなか難しいことです。
せっかく開発者が一堂に介しているので、一人でも多くの方と
繋がりを持てればと考えていました。
結果、セッションの合間や懇親会で多くの方と交流させていただきました。
東京ということで著名な方も多く、私がiOSを勉強し始めたころに参考書にしていた本の執筆者や、
全国的にも有名なサービスの開発者などとお話しさせていただきました。
交流の中で感じたのは以下の点です。
・スタートアップの会社の方が多い
・多くの方がユーザーテストをこまめに行っており、プロダクトのブラッシュアップのスピードが速い
・開発の悩みという点では、そこまで地方との差というものは感じず、
みなさん割と同じようなことで悩んでいたので親近感を感じた
③iOSDCというお祭りを堪能する
とにかく疲れてでも、このカンファレンスを隅々まで堪能しようと思っていました。
参加して感じたのは、大規模カンファレンスにふさわしく、至るところにスタッフの目が
行き届いていたということです。また、懇親会や関係者の二次会にまで潜入してきました。
<無限コーヒーという名のコーヒーが飲める休憩スペース>
<LTで配られたビール>
<懇親会の様子>
カンファレンスを通して一番強く感じたのは、参加するだけでなく
何かしらの発表をすることが大事だということです。
何らかの発表をすることで共感を得られるかもしれないですし、
より深いレベルでの情報交換ができるように思います。
来年も開催されるらしいので、次は必ず発表をしたいと考えています。
主催者のみなさん、今回は貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました!
エンジニアのためのカンファレンス「iOSDC Japan 2016」が
東京都練馬区で開催されました。
以下、参加した弊社山本 光彦のレポートです。
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Fusic山本です。
iOSに関する大規模カンファレンス「iOSDC Japan 2016」の模様を
ご紹介させていただきます。
8月19日(金)に前夜祭というかたちでいくつかセッションがあったのですが、
仕事の都合上2日目からの参加です。
会場はかなり広く、600人程度の入場者がいらっしゃるとのことでした。
スタッフの数も多く、受付は大変スムーズに完了。
コーヒーを飲めたり、wifi環境も充実していたりと、まさに至れり尽くせり。
そんなお祭りムードな感じでしたが、
単に遊びに来たわけではなく、以下の3点を目的としてやってきました。
①開発のトレンドや最新の技術をキャッチする
②多くの開発者と繋がりを持つ
③iOSDCというお祭りを堪能する
以下、ポイント毎のまとめです。
①開発のトレンドや最新の技術をキャッチする
今後のiOS開発に役立たせるために、さまざまな技術を吸収することを目的の一つとしていました。
結果、これまでに経験した開発の中で直面した問題の解決のヒントも得ることができましたし、
従来のやり方から脱却し、新しい効率的な構築方法についても学ぶことができました。
以下、主に私の中で勉強となったセッションを紹介します。
・RxSwiftは開発をどう変えたか?(株式会社メルカリ デベロッパー 石川様)
RxSwiftというReactiveProgramming(以下RP)に関するライブラリについて、
導入メリットや非RPとの比較などのセッションでした。
イベント処理や非同期処理を行おうとするとコードが煩雑になりがちですが、RxSwiftを
利用することによって可読性が高まり全体を把握しやすくなるとのことでした。
言葉は聞いたことはありましたが使ったことはなく、ぜひ今後の案件で導入していきたいと感じました。
・iOSアプリのリモートサポートツール「ミレタ」の作り方(株式会社トレタ CTO 増井様)
「ミレタ」というツールの紹介を軸に、WebRTCというプロトコルや通信技術に関する発表でした。
WebRTCはボイスチャットやビデオチャット、ファイル共有などが実現でき、最近注目を集めています。
今後の案件で利用する可能性が高いため、かなり興味深く聞かせていただきました。
他にも、今後の開発において役に立つようなセッションが多く、まさに有益なものとなりました。
②多くの開発者と繋がりを持つ
約600人もの開発者が集うことは、福岡ではなかなか難しいことです。
せっかく開発者が一堂に介しているので、一人でも多くの方と
繋がりを持てればと考えていました。
結果、セッションの合間や懇親会で多くの方と交流させていただきました。
東京ということで著名な方も多く、私がiOSを勉強し始めたころに参考書にしていた本の執筆者や、
全国的にも有名なサービスの開発者などとお話しさせていただきました。
交流の中で感じたのは以下の点です。
・スタートアップの会社の方が多い
・多くの方がユーザーテストをこまめに行っており、プロダクトのブラッシュアップのスピードが速い
・開発の悩みという点では、そこまで地方との差というものは感じず、
みなさん割と同じようなことで悩んでいたので親近感を感じた
③iOSDCというお祭りを堪能する
とにかく疲れてでも、このカンファレンスを隅々まで堪能しようと思っていました。
参加して感じたのは、大規模カンファレンスにふさわしく、至るところにスタッフの目が
行き届いていたということです。また、懇親会や関係者の二次会にまで潜入してきました。
<無限コーヒーという名のコーヒーが飲める休憩スペース>
<LTで配られたビール>
<懇親会の様子>
カンファレンスを通して一番強く感じたのは、参加するだけでなく
何かしらの発表をすることが大事だということです。
何らかの発表をすることで共感を得られるかもしれないですし、
より深いレベルでの情報交換ができるように思います。
来年も開催されるらしいので、次は必ず発表をしたいと考えています。
主催者のみなさん、今回は貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました!