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インターンレポート「長期インターンシップ エンジニアコース」#石橋レポ

2016.09.30

インターンレポート

2016年8月16日(火)~2016年9月30日(金)の期間、
Fusicでは、エンジニアを目指す学生を対象に、
長期インターンシッププログラムを開催しました。

上記プログラムには、九州大学大学院システム情報科学府の石橋 翔太さんに
ご参加いただきました。

以下、参加した石橋さんのレポートです。

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こんにちは!九州大学システム情報科学府の石橋 翔太(写真中央)と申します。
この度、私は株式会社Fusicにて7週間、
エンジニアのインターンシップに参加いたしました。




今回のインターンシップでは、
Fusicの自社サービスである「360度評価支援システム」の営業管理を行う社内システムである、
通称「360SFA(Sales Force Automation)」のダッシュボードの開発というテーマが与えられました。

既存システムの拡張という形の開発であったため、
最初にシステムについての説明を受けた後、システムに対する要望のヒアリングを実施しました。
その結果、ダッシュボードの大きな機能として、以下2つが挙がりました。
・タスク管理機能
・営業目標管理機能

それを踏まえて、設計、実装、テストという基本的なフローに沿って開発を進めました。




開発で苦労した点として、
まず、既存システムの拡張という形の開発だったことがあります。
既存の設計やコードを理解することや、既存設計を踏まえた拡張をする必要がありました。
新規システムの開発では経験できないようなことを、今回経験できたので、多くのことを学べたと思います。

また、今回のシステムはCakePHP3というフレームワークで実装しました。
CakePHP3は、前バージョンであるCakePHP2に比べて資料が少なく、その点でも苦労しました。
モダンな書き方ができるフレームワークであるため、社員の方々に教わりながら
CakePHP3のいろいろな面白さを知ることができました。




今回のインターンを通じて、特に大きな学びとして以下の3つがあります。


・Webシステムが作れるようになったこと

今回のインターンを経験するまでは、Webシステムの実際の開発経験がありませんでした。
今回の開発に携わって、少なくとも簡単なレベルのWebシステムが自分の力で作れるようになったと思います。
また、Webでできることの自由度の高さも多く知りました。これから、Web開発を楽しみたいです。


・設計やコードを吟味する責任を感じたこと

今回、開発を通じて、社員の方々に設計や実装に関するレビューをしてもらいました。
レビューを通じて、ただ動くものが作れればいいでというわけではなく、
少しでも不具合が生じにくい設計、他の人が理解しやすいコーディングを行う、ということの重要性を感じました。
僕もそのような意識が無かったわけではありませんが、今までのそれは個人レベルに他ならない、
浅いものだったと思います。
仕事の現場で責任を持って開発を行うことで、意識が高まったと同時に、
その意識を実践に移すためのスキルを高める必要を強く感じました。


・「コミュニケーションが大事」

お客様の開発プロジェクトに携わる社員の方が多く、
お客様と要件や仕様のすり合わせをしている場面をよく目にしました。
社員の方々との話の中でも、お客様がより使いやすいシステムの構築のために、
何をするべきか常に考えていると聞きました。
お客様と積極的にコミュニケーションをとり、より良いシステムの構築を目指す社員の方々の姿を見て、
フルスタックエンジニアであるためには技術だけでなく、積極性やコミュニケーション力も
同じように重要だということを感じました。
これまでよく耳にしていた「エンジニアはコミュニケーションが大事」という言葉の実感を得られたと思います。




このインターンで様々な経験をさせてもらい、技術的、人間的に成長できたと思います。
7週間のインターンでしたが、本当にあっという間でした。
チューターとしてお世話になった甲斐さん、広沢さん、TeamKINDのみなさん、
そして、Fusicの社員のみなさんには、温かく受け入れていただき、多くのことを学ぶことができました。
心から感謝いたします。本当にありがとうございました!