現在、Fusicでは長期インターンシップを随時行っています。
そこで、今回インターンに参加している学生から、Fusic社員に対して
「就職活動を控えた今だから聞きたいこと」「IT業界で働くために知っておきたいこと」
「今さら聞きにくい素朴な疑問」などをいくつかピックアップし、
実際にインタビューを実施しましたので、ご紹介いたします。
以下、インターンシップに参加している畑中 優季さんから
Fusicエンジニア 小山 健一郎と島田 知法へインタビューした内容です。
======================================
こんにちは!
株式会社Fusicの長期インターンシップに参加している畑中と申します。
余談ですが、最近泣いた瞬間は広島カープが優勝した瞬間です(笑)
突然ですが、皆さんはパソコンを選ぶ際、どんな基準で選択されましたか?
価格、スペック、デザイン...etc 様々あると思います。
誰しも、パソコンを買うときに一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
「MacとWindowsって何が違うんだろう?」
この疑問を解消するために、今回はFusicのエンジニアの方々に
MacとWindows、それぞれを使っている理由や、何が違うのかを聞いてみました!
(専門用語が多数出てきて、もがき苦しむ文系インターン生の姿も一緒にお楽しみください)
<インタビュー対象者の基本情報>
Fusicエンジニア小山:【業務→Mac】【プライベート→Mac】
Fusicエンジニア島田:【業務→Windows】【プライベート→主にMac】
畑中:Mac歴3ヶ月
<Fusic内のOS調査結果>
【仕事でもプライベートでもMacの方が作業しやすい】
-- まず、小山さんに質問です。そもそも業務でMacを選ばれた理由を教えてください。
小山:OSがBSD系になったから。
簡単に言うとUnixライクなOSになったから業務がしやすいだろうなと思って選択しましたね。
-- (理解できなくて固まる)…業務がしやすいからということですか?
小山:それはざっくりすぎだよ(笑)
Fusicの業務では、UnixライクなLinuxでのシステム構築が多いから、
僕はMacの方が業務しやすいと思ったってことですね。
これがWindowsベースのサーバーを立てるようなシステムの仕事が多かったりしたら
また別の話だけど。まとめると、Macのほうが会社の業務でマッチするようなものが
増えてきたから、Windows→Macに移行したという感じですね。
-- なるほど。業務内容を鑑みてMacに移行したという感じですね。
プライベートでMacを使われている理由はどういった理由なのでしょうか?
小山:VJツールで使うからだね。本当に個人的な趣味です。
-- (VJ???)
島田:確かにWindowsでVJしている人は見たことないな。 畑中くん、VJって何かわかる?
-- わ、わからないです…。
島田:DJの映像バージョンみたいな人のこと。
クラブとかでその音楽に合わせた映像を流す人のことを言うんだよ。
※VJとは
ビジュアルジョッキー(Visual Jockey)の略称で、クラブDJが複数のレコードを使いながらフロアの雰囲気をリアルタイムに組み上げていくように、VJも複数の映像を組み合わせて即興で空間を演出していきます。DJを聴覚の演出家だとするなら、VJはまさにビジュアル・視担当の演出家にあたります。<参照:VJの歴史https://thinkit.co.jp/article/105/1>
-- なるほど!それを趣味でされているということですね。
小山:そうそう。趣味で行っているものが、たまたまMacのほうが使いやすいものだったから、
プライベートでもMac使っているんだよ。
島田:小山さんの本業そっちだよね(笑)
小山:もちろん違います(笑)
【お客様とのやり取りを考えた結果、Windowsへ移行】
-- 続いて、島田さんにWindowsを使われている理由をお聞きしてもよろしいですか?
島田:お客様が使っているOSがWindowsであることが多いというのが1番の理由です。
以前はMacを使っていたんだけど、MacとWindows間でデータのやり取りをしていると
どうしてもいくつか不都合なことが発生してしまうことがあって。
-- 具体的にどのような不都合が起こるのですか?
島田:簡単な例で言うと、濁点を使う時。
Macだとシステムコード上、「ば」という文字は「は+゛」というようになるんだけど、
Windowsだとそのまま「ば」という文字で表現していて、Macで濁点を入力したものを
Windowsで見ると文字化けする時があるんだよ。具体的には、濁点が名前に入った
MacのZipファイル(圧縮ファイル)をWindowsに送ると解凍できないというような
問題がよく起こるんです。もちろん、Macでひと手間かけると、そのような問題は
回避できたりするんだけど、そのひと手間がかけるのが嫌だったからWindowsに移行しました。
他にもOfficeが使いやすいという点もあるかな。
-- ExcelとかPowerPointですよね。
島田:そうそう。僕が業務でMacを使っていた時には、VMware(仮想環境ソフト)っていうのを使って、
Macの中にWindowsをインストールし、その中でExcelやPowerPointを動かしていました。
けれど、その当時は、そうするとすごくパソコンが重くなって使いづらかったんです。
それで、Office for Mac(Mac用のOffice)を使っていたんだけど、
その当時はWindowsのOfficeとまったく互換性がなくて、お客様とExcelファイルの
やりとりをする上で、不都合が多数発生したから、Windowsに変えたという感じかな。
まとめると、理由は色々あるけど、お客様とのやりとりでMacだと不都合なことが多かったから、
10年前にWindowsに変えて、そのまま現在もWindowsを使っているという流れですね。
-- なるほど!ありがとうございます。プライベートではMacをメインで使われているとのことですが、
その理由をお聞きしてもよろしいですか?
島田:うーん…。やっぱり、Macの方がかっこよく感じるから(笑)
-- 僕と同じレベルじゃないですか!(笑)
島田:まあ、それは冗談で、Macの方が開発はしやすいんです。
Windowsで開発をしようとすると、どうしても仮想環境に何かをのっけて、
そこからのスタートだからね。
ただし、たまにMacしか使った事のない人は、お客様とのデータのやりとりの時に、
MacとWindows間で不都合が起こる事を知らないままになっている人がいるから、
そこは気をつけなければいけないですね。
-- 極論、エンジニアの方がOSを選ぶ基準って何なのでしょうか?
小山:携わっている業務に依存するんじゃないかな。
島田さんの場合は「お客様とのデータのやり取りの際の利便性」だし、
僕の場合は「Macの方が開発をしやすいプロジェクトが増えたから」という理由ですし。
島田:エンジニアに限らず「使いやすい方」を選んだらいいと思います。
例えばMacの方が開発しやすいとは言っても、Windowsに慣れている人はWindowsを
使った方がいいと思うし、Macが慣れている人が無理やりWindowsを使う必要もないと思う。
MacもWindowsもそれぞれメリット・デメリットがあるから、その部分を考えて、
みんな選んでるんじゃないかな。
【Mac vs Windows →実はそんなに変わらない?】
-- そもそもなんですけど、MacとWindowsの決定的な違いってなんなんですか!?
島田:うーん、難しい質問だけど基本的にどちらも大きくは変わらないと思う。
変わらないっていう意味は「できること」の数の話ね。
多少の違いはあれど、基本的な動作に関してはMacでできることはWindowsでもできるし、
逆もしかり。
-- じゃあ、ほとんど違いはないってことですか?
島田:いえ、もちろん違いはたくさんあるんです。
イメージで言うと、最終的なゴール地点までの行き方に違いはあるけれど、
ゴールには両方到達できるというイメージ。
小山:そうそう。だからOSを選ぶときは、違いをちゃんとわかった上で、
どちらが自分にとって利便性がいいのかを考える必要があると思います。
-- そうなんですね。それではエンジニア以外の方々にはどちらのOSをお勧めしますか?
島田:こだわりがなければ、Windowsかな。
お客さんとのやりとりやOfficeを考えると、やっぱり利便性は高い。
ただ、Keynote(Macのみで使えるPowerPointのようなもの)を使うと、
簡単に魅力的な資料が作れるから、企画職の人はMacもありかも。
Macを使う人はWindowsと何が違うのかをしっかり認識しておくべきだと思うし、
その上でメリットを感じる人はMacを使って良いと思います。
個人的にはエンジニアではない人たちにとって、そこのメリットはあんまり感じないから、
Windowsのほうが良いのかもって思いますね。
小山:もしくは周囲にあわせたらいいんじゃないかな?
普段使用する場面で、Windowsの人が周りに多かったらWindowsの方が便利だし、
Macの人が多いのならMacを選んだ方が便利だと思う。
-- わかりました。いろいろと勉強になりました。本日は本当にありがとうございました!
【まとめ】
今回インタビューをさせていただいて、
「MacとWindowsのどちらを選ぶかの基準は、自分がどのような目的、
どのような環境で使うかによって選ぶべき」だと感じました。
お二人とも、業務上のOSを選んだ基準は「仕事の効率」を考えた上でのことでしたし、
プライベートに関しては、「自分がしたいことがしやすいほう」を選ばれていたと思います。
「かっこいいからMac買おう!」と勢いにのって買った自分が少し恥ずかしいです。
これからも文系の学生という立場から、
ITに関することをどんどんFusicエンジニアに聞いていきますので、ぜひお楽しみに!
そこで、今回インターンに参加している学生から、Fusic社員に対して
「就職活動を控えた今だから聞きたいこと」「IT業界で働くために知っておきたいこと」
「今さら聞きにくい素朴な疑問」などをいくつかピックアップし、
実際にインタビューを実施しましたので、ご紹介いたします。
以下、インターンシップに参加している畑中 優季さんから
Fusicエンジニア 小山 健一郎と島田 知法へインタビューした内容です。
======================================
こんにちは!
株式会社Fusicの長期インターンシップに参加している畑中と申します。
余談ですが、最近泣いた瞬間は広島カープが優勝した瞬間です(笑)
突然ですが、皆さんはパソコンを選ぶ際、どんな基準で選択されましたか?
価格、スペック、デザイン...etc 様々あると思います。
誰しも、パソコンを買うときに一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
「MacとWindowsって何が違うんだろう?」
この疑問を解消するために、今回はFusicのエンジニアの方々に
MacとWindows、それぞれを使っている理由や、何が違うのかを聞いてみました!
(専門用語が多数出てきて、もがき苦しむ文系インターン生の姿も一緒にお楽しみください)
<インタビュー対象者の基本情報>
Fusicエンジニア小山:【業務→Mac】【プライベート→Mac】
Fusicエンジニア島田:【業務→Windows】【プライベート→主にMac】
畑中:Mac歴3ヶ月
<Fusic内のOS調査結果>
【仕事でもプライベートでもMacの方が作業しやすい】
-- まず、小山さんに質問です。そもそも業務でMacを選ばれた理由を教えてください。
小山:OSがBSD系になったから。
簡単に言うとUnixライクなOSになったから業務がしやすいだろうなと思って選択しましたね。
-- (理解できなくて固まる)…業務がしやすいからということですか?
小山:それはざっくりすぎだよ(笑)
Fusicの業務では、UnixライクなLinuxでのシステム構築が多いから、
僕はMacの方が業務しやすいと思ったってことですね。
これがWindowsベースのサーバーを立てるようなシステムの仕事が多かったりしたら
また別の話だけど。まとめると、Macのほうが会社の業務でマッチするようなものが
増えてきたから、Windows→Macに移行したという感じですね。
-- なるほど。業務内容を鑑みてMacに移行したという感じですね。
プライベートでMacを使われている理由はどういった理由なのでしょうか?
小山:VJツールで使うからだね。本当に個人的な趣味です。
-- (VJ???)
島田:確かにWindowsでVJしている人は見たことないな。 畑中くん、VJって何かわかる?
-- わ、わからないです…。
島田:DJの映像バージョンみたいな人のこと。
クラブとかでその音楽に合わせた映像を流す人のことを言うんだよ。
※VJとは
ビジュアルジョッキー(Visual Jockey)の略称で、クラブDJが複数のレコードを使いながらフロアの雰囲気をリアルタイムに組み上げていくように、VJも複数の映像を組み合わせて即興で空間を演出していきます。DJを聴覚の演出家だとするなら、VJはまさにビジュアル・視担当の演出家にあたります。<参照:VJの歴史https://thinkit.co.jp/article/105/1>
-- なるほど!それを趣味でされているということですね。
小山:そうそう。趣味で行っているものが、たまたまMacのほうが使いやすいものだったから、
プライベートでもMac使っているんだよ。
島田:小山さんの本業そっちだよね(笑)
小山:もちろん違います(笑)
【お客様とのやり取りを考えた結果、Windowsへ移行】
-- 続いて、島田さんにWindowsを使われている理由をお聞きしてもよろしいですか?
島田:お客様が使っているOSがWindowsであることが多いというのが1番の理由です。
以前はMacを使っていたんだけど、MacとWindows間でデータのやり取りをしていると
どうしてもいくつか不都合なことが発生してしまうことがあって。
-- 具体的にどのような不都合が起こるのですか?
島田:簡単な例で言うと、濁点を使う時。
Macだとシステムコード上、「ば」という文字は「は+゛」というようになるんだけど、
Windowsだとそのまま「ば」という文字で表現していて、Macで濁点を入力したものを
Windowsで見ると文字化けする時があるんだよ。具体的には、濁点が名前に入った
MacのZipファイル(圧縮ファイル)をWindowsに送ると解凍できないというような
問題がよく起こるんです。もちろん、Macでひと手間かけると、そのような問題は
回避できたりするんだけど、そのひと手間がかけるのが嫌だったからWindowsに移行しました。
他にもOfficeが使いやすいという点もあるかな。
-- ExcelとかPowerPointですよね。
島田:そうそう。僕が業務でMacを使っていた時には、VMware(仮想環境ソフト)っていうのを使って、
Macの中にWindowsをインストールし、その中でExcelやPowerPointを動かしていました。
けれど、その当時は、そうするとすごくパソコンが重くなって使いづらかったんです。
それで、Office for Mac(Mac用のOffice)を使っていたんだけど、
その当時はWindowsのOfficeとまったく互換性がなくて、お客様とExcelファイルの
やりとりをする上で、不都合が多数発生したから、Windowsに変えたという感じかな。
まとめると、理由は色々あるけど、お客様とのやりとりでMacだと不都合なことが多かったから、
10年前にWindowsに変えて、そのまま現在もWindowsを使っているという流れですね。
-- なるほど!ありがとうございます。プライベートではMacをメインで使われているとのことですが、
その理由をお聞きしてもよろしいですか?
島田:うーん…。やっぱり、Macの方がかっこよく感じるから(笑)
-- 僕と同じレベルじゃないですか!(笑)
島田:まあ、それは冗談で、Macの方が開発はしやすいんです。
Windowsで開発をしようとすると、どうしても仮想環境に何かをのっけて、
そこからのスタートだからね。
ただし、たまにMacしか使った事のない人は、お客様とのデータのやりとりの時に、
MacとWindows間で不都合が起こる事を知らないままになっている人がいるから、
そこは気をつけなければいけないですね。
-- 極論、エンジニアの方がOSを選ぶ基準って何なのでしょうか?
小山:携わっている業務に依存するんじゃないかな。
島田さんの場合は「お客様とのデータのやり取りの際の利便性」だし、
僕の場合は「Macの方が開発をしやすいプロジェクトが増えたから」という理由ですし。
島田:エンジニアに限らず「使いやすい方」を選んだらいいと思います。
例えばMacの方が開発しやすいとは言っても、Windowsに慣れている人はWindowsを
使った方がいいと思うし、Macが慣れている人が無理やりWindowsを使う必要もないと思う。
MacもWindowsもそれぞれメリット・デメリットがあるから、その部分を考えて、
みんな選んでるんじゃないかな。
【Mac vs Windows →実はそんなに変わらない?】
-- そもそもなんですけど、MacとWindowsの決定的な違いってなんなんですか!?
島田:うーん、難しい質問だけど基本的にどちらも大きくは変わらないと思う。
変わらないっていう意味は「できること」の数の話ね。
多少の違いはあれど、基本的な動作に関してはMacでできることはWindowsでもできるし、
逆もしかり。
-- じゃあ、ほとんど違いはないってことですか?
島田:いえ、もちろん違いはたくさんあるんです。
イメージで言うと、最終的なゴール地点までの行き方に違いはあるけれど、
ゴールには両方到達できるというイメージ。
小山:そうそう。だからOSを選ぶときは、違いをちゃんとわかった上で、
どちらが自分にとって利便性がいいのかを考える必要があると思います。
-- そうなんですね。それではエンジニア以外の方々にはどちらのOSをお勧めしますか?
島田:こだわりがなければ、Windowsかな。
お客さんとのやりとりやOfficeを考えると、やっぱり利便性は高い。
ただ、Keynote(Macのみで使えるPowerPointのようなもの)を使うと、
簡単に魅力的な資料が作れるから、企画職の人はMacもありかも。
Macを使う人はWindowsと何が違うのかをしっかり認識しておくべきだと思うし、
その上でメリットを感じる人はMacを使って良いと思います。
個人的にはエンジニアではない人たちにとって、そこのメリットはあんまり感じないから、
Windowsのほうが良いのかもって思いますね。
小山:もしくは周囲にあわせたらいいんじゃないかな?
普段使用する場面で、Windowsの人が周りに多かったらWindowsの方が便利だし、
Macの人が多いのならMacを選んだ方が便利だと思う。
-- わかりました。いろいろと勉強になりました。本日は本当にありがとうございました!
【まとめ】
今回インタビューをさせていただいて、
「MacとWindowsのどちらを選ぶかの基準は、自分がどのような目的、
どのような環境で使うかによって選ぶべき」だと感じました。
お二人とも、業務上のOSを選んだ基準は「仕事の効率」を考えた上でのことでしたし、
プライベートに関しては、「自分がしたいことがしやすいほう」を選ばれていたと思います。
「かっこいいからMac買おう!」と勢いにのって買った自分が少し恥ずかしいです。
これからも文系の学生という立場から、
ITに関することをどんどんFusicエンジニアに聞いていきますので、ぜひお楽しみに!