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イベントレポート「AWS様共催 AWS IoTハンズオン」#毛利レポ

2016.11.22

イベントレポート

2016年11月11日、AWS様にご協力いただき、AWS IoTのハンズオンを実施しました。
当日は30人以上の方にご来場いただき、とても有意義なイベントとなりました。

以下、参加した弊社毛利 啓太のレポートです。

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Fusic 毛利です。
「AWS様共催 AWS IoTハンズオン」を開催しましたので、
その様子をご紹介させていただきます。

【イベント内容】
・FusicはIoT開発の苦しみにどのように立ち向かったか(Fusic 毛利)
・AWS IoT ハンズオン(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 小梁川様)
・懇親会

本イベントの前日は、当社のIoT開発者向けサービス「mockmock」β版のリリース日でした。
「mockmock」をご紹介するとともに、IoTに興味を持たれている方、IoTの開発に携わられている方との繋がりを持ち、
お話を伺えればと考え、このようなイベントを開催いたしました。
AWS様にご協力いただけたこともあり、多くの方にご参加いただけました。




さて、当日の様子ですが、まずは私から「FusicはIoT開発の苦しみにどのように立ち向かったか」という
タイトルで発表を行いました。
結論としては、「苦しみに立ち向かおうとした結果mockmockができた」だったのですが、
それに至るまでにどのような苦しみがあり、なぜmockmockの構想に至ったのか、具体例を交えて説明いたしました。
この発表の間に「mockmock」のアカウント登録をしてくださった方も数名いらっしゃいました。ありがとうございます!




その後、小梁川様によるAWS IoTハンズオンに移りました。

今までAWS IoTのハンズオンでは実物のデバイスを用意されていたらしいのですが、
デバイスのセットアップに時間がかかるため、あまりAWS IoTの説明に時間を割けなかったとのことでした。
ところが、今回デバイスの代わりにEC2上で動作する仮想温度計(小梁川様お手製!)を
ご用意していただけたことにより、AWS IoTの説明に重きを置くことが可能となりました。
今回が初の試みだったそうです。

ハンズオンのゴールとしては、
1. 仮想温度計からAWS IoTに温度と時間をjson形式でデータを送り、全てをS3に保存していく
2. 温度がしきい値を超えたらSNSでメールを送信する
というものです。





はじめにAWS IoTの特長や、デバイスからのデータ受け口としてのサービス選定ポイントなどの説明がありました。

そしていよいよハンズオン開始です。
仮想デバイスを置くEC2の準備、そして受け取ったデータを保存するS3のバケットの準備を行い、
AWS IoTの設定を行なっていきます。

AWS IoTの画面はかなり複雑なのですが、資料が非常に丁寧に作られていたおかげで
迷うことなく進めることができました。
また、単なる操作の説明に留まらず、今どういったことをしているのか、
実際の開発ではどういった点に注意が必要なのかなども説明があったので、スムーズに理解することができました。




そして、EC2で仮想デバイスを起動すると、見事にS3にデータが入ってきました。
その後、SNSの設定を行ない、AWS IoT上で「温度がしきい値を超えたらSNSに流す」というルールを追加すると、
こちらも見事にメールが送られてきました。

最後はこのハンズオンでAWS上に作ったものの削除方法の説明もあり、まさに至れり尽くせりな内容でした。

実はこのハンズオンの最中、参加していた社員は密かに盛り上がっていました。
というのも、ハンズオンの内容が、「mockmock」のAWS IoT連携のチュートリアルとほぼ同じだったのです。
仮想デバイスを小梁川様にご用意いただいたものから「mockmock」に切り替えてみたところ、ちゃんと動く!ということで、
ハンズオン後に「mockmock」のAWS IoT連携番長の弊社杉本 慎太郎が急遽デモをさせていただきました。




ハンズオン後は懇親会です。
ピザを食べながら楽しくお話させていただきました。
IoT開発の苦労話や「mockmock」の発想に共感を覚えたというお話も伺えて嬉しく思いました。
今後に向けて良い繋がりが持てたのではないかと思います。






最後に、小梁川様、ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
今後もFusicは今後もこのようなイベントを積極的に開催していきますので、ぜひご参加いただければと思います!