2016年11月14日(月)~11月18日(金) にかけて実施された、
福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議様主催の
「Rubyシリコンバレーミッション2016」に弊社エンジニア毛利 啓太と高瀬 昭弘が参加いたしました。
以下、参加した高瀬 昭弘のレポートです。
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Fusic高瀬です。
「Rubyシリコンバレーミッション2016」に参加させていただきました。
シリコンバレーミッションとは、Ruby開発者のまつもと ゆきひろ様と一緒に、
サンフランシスコとシリコンバレーの大学や企業を訪問し、最前線のRubyビジネスの視察や、
現地でのネットワーキングを行うイベントです。
その中でも今年は、毎年恒例となっている企業訪問に加え、
米日カウンシル様と連携した現地企業様とのネットワーキングイベントが用意されていました。
以下、シリコンバレーミッション2016の印象的な場面をご紹介いたします。
企業訪問①:Inbenta
Inbenta 社は、Meaning Text Theory に基づくセマンティック検索技術をベースに
エンタープライズ向けの FAQ 検索システムを提供しています。
検索自体はキーワードマッチングではなくレキシコンというものに基づいており、
サービスの実現には人工知能技術が使われているそうです。
実際のシステムは人工知能がすべてを担っているわけではなく、
ニューラルネットワークとアシステッドラーニング(人の手によるチューニング)を併用しています。
Inbenta 様のコーポレートサイトでは上記の技術をベースとした Chatbot(Veronica)と会話を行えるので、
興味のある方は試してみてください。
企業訪問②:MODE
MODE社は、車両、各種センサー、プリンタなどのオフィス用品などをクラウドに接続して
課金サービスやコスト効率化などを実現する手段を提供しています。
レトロフィット(古い機器をクラウドに接続する)を求められるユースケースがとても多いそうで、
売上全体の9割を占めるそうです。
当社もIoT開発者向けのサービスである「mockmock」を展開しているため、事業計画の立て方に関する話など、
実際にIoT関連サービスを展開されている企業の創業者から直接お話を伺うことができたのは、
とても良い経験となりました。
企業訪問③:Teespring
Teespring社は、クラウドファウンディングの一種で、Tシャツを売りたい人とそれを買いたい人を繋げるサービスを展開しています。
売り手はTシャツのデザインをサービス上で公開し、一定数の買い手が付いた時点で生産・販売となります。
Teespring様のオフィスには中央にキッチンがあり、時間を問わず食事が提供されています。
我々も到着早々、朝食をご馳走になり、オフィスを後にする際には、昼食までいただくことなりました。
ここでは、まつもと ゆきひろ様がmrubyについて語る中でmockmockを事例として紹介してくれました。
その流れに乗り、我々も直接mockmockをご紹介させていただける機会を得ることができました。
企業訪問④:Google Developers Launchpad
Google Developers Launchpadはスタートアップの支援を目的としています。
今回は企業訪問であったため Google App Engine の Ruby 対応を推進している技術者、
FireBase の開発に関わっている技術者にお話を伺うことができました。
企業訪問⑤:IndieGoGo
クラウドファウンディングサービスを展開している、あのIndieGoGoです。
オフィス見学で印象的だったのは、ペアプロ用デスクが壁伝いにずらりと並んでいたことでした。
Rubyに熱心なエンジニアが多く、まつもと ゆきひろ様への質問が、1時間ほど途切れることなく投げかけられていました。
真摯に問いかけに答えるまつもと ゆきひろ様の姿を見ていると、
英語で自分の考えを発信できることは自分の世界を大きく広げてくれるのだと強く実感しました。
6県合同セミナー
参加各社のサービス紹介、および現地企業とのネットワーキングを目的としたイベントです。
本イベントではmockmockを紹介するべく、弊社毛利が登壇いたしました!
持ち時間は3分。この日のために血の滲むような英語の特訓を行い、
練りに練った渾身のプレゼンテーションを展開しました。
ちなみにシリコンバレーでは投資家向けに行うプレゼンテーションのことを「ピッチ」と言うそうです。
ピッチにおいては、とにかく短い時間でサービスへの共感を得ることが重要視されます。
福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議様主催の
「Rubyシリコンバレーミッション2016」に弊社エンジニア毛利 啓太と高瀬 昭弘が参加いたしました。
以下、参加した高瀬 昭弘のレポートです。
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Fusic高瀬です。
「Rubyシリコンバレーミッション2016」に参加させていただきました。
シリコンバレーミッションとは、Ruby開発者のまつもと ゆきひろ様と一緒に、
サンフランシスコとシリコンバレーの大学や企業を訪問し、最前線のRubyビジネスの視察や、
現地でのネットワーキングを行うイベントです。
その中でも今年は、毎年恒例となっている企業訪問に加え、
米日カウンシル様と連携した現地企業様とのネットワーキングイベントが用意されていました。
以下、シリコンバレーミッション2016の印象的な場面をご紹介いたします。
企業訪問①:Inbenta
Inbenta 社は、Meaning Text Theory に基づくセマンティック検索技術をベースに
エンタープライズ向けの FAQ 検索システムを提供しています。
検索自体はキーワードマッチングではなくレキシコンというものに基づいており、
サービスの実現には人工知能技術が使われているそうです。
実際のシステムは人工知能がすべてを担っているわけではなく、
ニューラルネットワークとアシステッドラーニング(人の手によるチューニング)を併用しています。
Inbenta 様のコーポレートサイトでは上記の技術をベースとした Chatbot(Veronica)と会話を行えるので、
興味のある方は試してみてください。
企業訪問②:MODE
MODE社は、車両、各種センサー、プリンタなどのオフィス用品などをクラウドに接続して
課金サービスやコスト効率化などを実現する手段を提供しています。
レトロフィット(古い機器をクラウドに接続する)を求められるユースケースがとても多いそうで、
売上全体の9割を占めるそうです。
当社もIoT開発者向けのサービスである「mockmock」を展開しているため、事業計画の立て方に関する話など、
実際にIoT関連サービスを展開されている企業の創業者から直接お話を伺うことができたのは、
とても良い経験となりました。
企業訪問③:Teespring
Teespring社は、クラウドファウンディングの一種で、Tシャツを売りたい人とそれを買いたい人を繋げるサービスを展開しています。
売り手はTシャツのデザインをサービス上で公開し、一定数の買い手が付いた時点で生産・販売となります。
Teespring様のオフィスには中央にキッチンがあり、時間を問わず食事が提供されています。
我々も到着早々、朝食をご馳走になり、オフィスを後にする際には、昼食までいただくことなりました。
ここでは、まつもと ゆきひろ様がmrubyについて語る中でmockmockを事例として紹介してくれました。
その流れに乗り、我々も直接mockmockをご紹介させていただける機会を得ることができました。
企業訪問④:Google Developers Launchpad
Google Developers Launchpadはスタートアップの支援を目的としています。
今回は企業訪問であったため Google App Engine の Ruby 対応を推進している技術者、
FireBase の開発に関わっている技術者にお話を伺うことができました。
企業訪問⑤:IndieGoGo
クラウドファウンディングサービスを展開している、あのIndieGoGoです。
オフィス見学で印象的だったのは、ペアプロ用デスクが壁伝いにずらりと並んでいたことでした。
Rubyに熱心なエンジニアが多く、まつもと ゆきひろ様への質問が、1時間ほど途切れることなく投げかけられていました。
真摯に問いかけに答えるまつもと ゆきひろ様の姿を見ていると、
英語で自分の考えを発信できることは自分の世界を大きく広げてくれるのだと強く実感しました。
6県合同セミナー
参加各社のサービス紹介、および現地企業とのネットワーキングを目的としたイベントです。
本イベントではmockmockを紹介するべく、弊社毛利が登壇いたしました!
持ち時間は3分。この日のために血の滲むような英語の特訓を行い、
練りに練った渾身のプレゼンテーションを展開しました。
ちなみにシリコンバレーでは投資家向けに行うプレゼンテーションのことを「ピッチ」と言うそうです。
ピッチにおいては、とにかく短い時間でサービスへの共感を得ることが重要視されます。
登壇後のネットワーキングイベントでは様々な企業の方々に弊社のブースへ足を運んでいただけました。
どんなに困難な状況であっても試行錯誤をやめない弊社毛利の姿勢が、多くの方の興味を強く惹いたのだと思います。mockmockは世界に向けて羽ばたきます!
ちなみにブースへお越しいただいた方々には福岡銘菓「通○○ん」をお渡ししました(笑)
Fukuoka Ruby Night
本ミッション最後のイベントです。
現地のTech系スタートアップコミュニティHackers and Foundersとの共催となるイベントで、
プレゼンとサービス展示による現地企業とのネットワーキングを目的としています。
ここでもmockmockを紹介する機会をいただきました。
弊社毛利にとってはこの旅何度目かのプレゼンであり、それなりにリラックスして登壇できたようです。
ミッションを終えて
現地で関わりを持った人たちは、みんな自信に満ちていました。
初対面でも気さくにコミュニケーションを取り、自分が何者であるかを解りやすく伝え、
その過程で自分の有能さをアピールします。
相手に興味を持ってもらうための能力を身につけることは、
今後この業界で生き残り、様々なおもしろい仕事に関わるチャンスを得る上で、
とても大切なことだと、現地で活動する方々と触れ合う中で強く感じました。
文字や写真では伝えられないこともあるため、
まだシリコンバレーの文化を肌で感じたことがない方は、ぜひとも足を運んでいただきたいと思います。
現地に行くことでしか得られないものが、そこにはあります。
最後にはなりますが、今回「Rubyシリコンバレーミッション2016」に参加する機会を与えてくれた会社、
また、Rubyの生みの親であり、今回のミッションに同行していただいた、まつもと ゆきひろ様、
主催いただいた福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議様、本当にありがとうございました。