2017年6月14日(水)、九州ソフトウェアテスト勉強会様のご協力のもと、
テストセミナー「はじめてのテスト講座~初心者向けソフトウェアテストのお話~ in Fusic」を開催しました。
以下、参加した弊社小谷のレポートです。
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こんにちは。Fusicの小谷です。
6月14日(水)に当社で開催されたテストセミナーの様子をご紹介します。
本イベントは、テストを専門に日々業務を行なっている弊社の福田 里奈が講師を担当し、
ソフトウェアテストの面白さと重要性を伝えることを目的として開催されました。
毎年開催されているセミナーなのですが、今年も約30名の方々に参加いただき、
弊社セミナールームはほぼ満員状態でした。
テストという専門的なテーマですが、みなさんの興味の高さが伺えますね。
【テストセミナーの内容】
セミナーはワークを交えながら、
品質やテストについての講義(テストの7原則やテストレベルなど)がありました。
まずは、品質についての話から始まりました。
品質を高めるには、「コスト」と「納期」のバランスを考える必要がありますが、
それだけでなく、顧客・企画者・開発者など、その人の立ち位置によって重要となる箇所は変わってきます。
ボールペンを例にして、それぞれの観点で大切だと思う点を考えるワークをしました。
一つの製品でも立ち位置が変われば見方が変わるということを実感することができました。
例で出たボールペンに関して、普段は顧客側の観点のみで見ていたので、
企画者、開発者の立ち位置で考えるのは新鮮で、新たな発見もありました。
次はソフトウェアテストに関する話でした。
説明に入る前に「マイヤーズの三角形問題」をとおして、
プログラムをテストするのに十分と思われる一連のテストケースを考えるグループワークが行われました。
このワークから、簡単そうな問題でもテストの抜け漏れが発生する可能性はゼロではないし、
テストケースはたくさんあるということがわかりました。
全てのテストケースを漏れなく挙げるのはかなり大変でした!
ワーク後の発表の際、自分ではまったく思いつかなかったケースもどんどん出てきて勉強になりました。
最後にソフトウェアテストの座学的な話がありました。
テストの7原則、テスト技法、テストレベル、テストタイプ、テストの4象限について
概要の講義でした。
講義の中でも、開発の早い時期にバグをみつけることが重要だという、
テストの7原則の中の「初期テストの話」が印象に残りました。
【テストセミナーの感想】
テストについては今までまったくと言っていいほど知識がなかったのですが、
今回のセミナーに参加することで、テストの重要性について学ぶことができました。
特にワークをとおして、実践できたのが良かったと思います。
今後、自分が開発する上でも、あらゆる立ち位置から考えなければいけないということを意識していこうと思います。
最後にはなりますが、ご協力いただいた九州ソフトウェアテスト勉強会様、並びにご参加いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。
テストセミナー「はじめてのテスト講座~初心者向けソフトウェアテストのお話~ in Fusic」を開催しました。
以下、参加した弊社小谷のレポートです。
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こんにちは。Fusicの小谷です。
6月14日(水)に当社で開催されたテストセミナーの様子をご紹介します。
本イベントは、テストを専門に日々業務を行なっている弊社の福田 里奈が講師を担当し、
ソフトウェアテストの面白さと重要性を伝えることを目的として開催されました。
毎年開催されているセミナーなのですが、今年も約30名の方々に参加いただき、
弊社セミナールームはほぼ満員状態でした。
テストという専門的なテーマですが、みなさんの興味の高さが伺えますね。
【テストセミナーの内容】
セミナーはワークを交えながら、
品質やテストについての講義(テストの7原則やテストレベルなど)がありました。
まずは、品質についての話から始まりました。
品質を高めるには、「コスト」と「納期」のバランスを考える必要がありますが、
それだけでなく、顧客・企画者・開発者など、その人の立ち位置によって重要となる箇所は変わってきます。
ボールペンを例にして、それぞれの観点で大切だと思う点を考えるワークをしました。
一つの製品でも立ち位置が変われば見方が変わるということを実感することができました。
例で出たボールペンに関して、普段は顧客側の観点のみで見ていたので、
企画者、開発者の立ち位置で考えるのは新鮮で、新たな発見もありました。
次はソフトウェアテストに関する話でした。
説明に入る前に「マイヤーズの三角形問題」をとおして、
プログラムをテストするのに十分と思われる一連のテストケースを考えるグループワークが行われました。
このワークから、簡単そうな問題でもテストの抜け漏れが発生する可能性はゼロではないし、
テストケースはたくさんあるということがわかりました。
全てのテストケースを漏れなく挙げるのはかなり大変でした!
ワーク後の発表の際、自分ではまったく思いつかなかったケースもどんどん出てきて勉強になりました。
最後にソフトウェアテストの座学的な話がありました。
テストの7原則、テスト技法、テストレベル、テストタイプ、テストの4象限について
概要の講義でした。
講義の中でも、開発の早い時期にバグをみつけることが重要だという、
テストの7原則の中の「初期テストの話」が印象に残りました。
【テストセミナーの感想】
テストについては今までまったくと言っていいほど知識がなかったのですが、
今回のセミナーに参加することで、テストの重要性について学ぶことができました。
特にワークをとおして、実践できたのが良かったと思います。
今後、自分が開発する上でも、あらゆる立ち位置から考えなければいけないということを意識していこうと思います。
最後にはなりますが、ご協力いただいた九州ソフトウェアテスト勉強会様、並びにご参加いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。