2017年度新卒入社(2017年10月入社)の吉野 雅耶が、当社のOJTで作成した社内システムをご紹介します。
※Fusicでは、エンジニアの新入社員に対し、約半年間の教育制度を導入しています。
その期間のうち約2ヶ月間は、エンジニアとしての技術力向上や、
一人でクライアントとやり取りができるようになることを目的とし、OJTを実施しています。
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【システム名】
Respo(社内ナレッジ共有ツール)
【システム種別】
業務系システム
【セールスポイント】
①ナレッジをキーワードやカテゴリー、タグなどから詳しく・素早く検索することが可能。
②ナレッジ記入中の急な電話でも、自動保存機能によって記入内容を保持可能。
③ナレッジに対応した他ユーザーと共有可能なメールテンプレートを設定可能。
Respo(社内ナレッジ共有ツール)とは、社内のナレッジ(社内の知見や知識、ノウハウなど)を
追加、管理、検索することができるシステムです。
当社にはすでにナレッジ共有ツールとして使用しているものがあったのですが、既存のツールは
・検索がしにくい
・いいね機能やコメント機能など使わない機能がたくさんある
などの問題があり、より社内のニーズに沿ったナレッジ共有ツールを実装する必要がありました。
今回のシステムでは、現場で実際にツールを使用する人にヒアリングを重ねながら、
どのように使っていき、どのような機能が必要なのか、をゼロから洗い出しをしていきました。
そうすることによって、より現場担当者のニーズに沿ったツールを作成することができたと感じています。
【開発期間】
4ヶ月
【技術】
CakePHP, AWS S3
【難しかったこと】
自動保存機能の実装が難しかったポイントです。
突然ブラウザが閉じてしまったり、間違えてタブを削除してしまった場合でも、データが保存され、
保存したデータを抽出できるようにすることに苦戦しました。
また、お客様(担当者)とのコミュニケーションに関しても、
いかにお客様に納得してもらえるシステムを提供するか考えて、実装を進めていくことも難しかったです。
【頑張ったこと】
既存のシステムの使用感をなるべく変更せずに、より便利に使えるシステムになるようにボタンの配置や、
エディタの拡張などを考えた部分が最も頑張った点です。
【OJTを通して学んだこと】
実際にお客様と対話しながら、システムを作るという一連の流れを学ぶことができました。
学生時代までは自分の作りたいシステムを作ればそれでよかったのですが、受託でお客様と向き合ってみて、
どのようにお客様の要望に沿ったシステムを作るか、どう話せば要望を汲み取りながらも
こちらが進めたい方針で進めることができるか、を考えることが重要であると学ぶことができました。