2020年度新卒入社の技術開発本部の松本 興樹、香月 崚賀が
当社のOJTで作成した社内システムをご紹介します。
※Fusicでは、エンジニアの新入社員に対し、約半年間の教育制度を導入しています。
その期間のうち数ヶ月間は、エンジニアとしての技術力向上や、
一人でクライアントとやり取りができるようになることを目的とし、
OJTを実施しています。
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【システム名】
Manabu(社内勉強会支援システム) ヨミ:マナブ
【システム種別】
社内・学内グループウェア
予約管理システム
【セールスポイント】
① イベント内容や資料が一元化できる
② 社内でどのような勉強会・輪読会が開催されているのか認知されず機会損失を生むことを防ぐ
③ Slackで履歴を遡る必要を無くし、URLひとつで情報をやりとりできるようにする
Manabu(社内勉強会支援システム)とは、
社内で開催される勉強会、輪読会や発表会を管理するシステムです。
現在、社内で行われている勉強会などは、管理ツールが存在せず、
勉強会が終わると記録として残らない、かつ資料を見ることもできない状況だったので、
機会損失を防ぐためにこのシステムを作りました。
主な機能を以下に挙げます。
■ 勉強会一覧機能
■ 勉強会詳細(資料ダウンロード機能、参加申請機能)
【開発期間】
1ヶ月
【技術】
Ruby on Rails、JavaScript、jQuery、Docker
松本の感想
【難しかったこと】
デプロイ周りが大変でした。
本番環境と開発環境での挙動が違い、原因が分かるまでにかなりの時間を費やしました。
【頑張ったこと】
限られた時間(1ヶ月)の中でシステムをリリースする、という目的でしたので
スケジュール通りにプロジェクトを進めることに注力しました。
技術的にはDocker、Nginxの理解を深めました。
【OJTを通して学んだこと】
今回初めて、仕様設計からリリースまでの一連の流れに触れることができました。
そこで仕様の重要性を改めて感じました。開発していると仕様の曖昧な部分でメンバーと共通の認識ができなかったこともあったので、次回からは仕様設計の段階から詰めていこうと思います。
香月の感想
【難しかったこと】
私は今回ロジック担当だったのもあり、helperとmodelとviewの関係性を改めて理解することが難しかったです。
今までは全てview任せにしており、動くから問題ないと思っていました。しかしこれは情報漏洩や改ざん、バグの温床となることを知りました。いざ変えようとすると、裏でmodelからどのような処理が起きてviewに至るのか、メソッドを作ったのは良いがどうやって引数を渡すのかなどが判らず、レビューしてくださった方に付きっきりで質問する程苦労しました。
【頑張ったこと】
今回は1ヶ月という短い期間でしたが、仕様や要望の調査からリリースまでの一連の流れを全てこなすことができました。あらかじめスケジュールを細かく決め、チームの分担もbacklogやGithubのissueを使い、お互いのやっていることを常に理解できる状況を作っていたのでリスケすることなく、予定通り進めることができました。
【OJTを通して学んだこと】
チーム開発の大変さ、楽しさを学ぶことができました。
お互いが何をやっているか、同じ事をやっていないかの把握を常にしておくこと、仕様などの解釈違いが起こらないようにコミュニケーションを積極的に行うことなど、自分以外の動きに対してアンテナを張り巡らせる重要さを学びました。
その分、苦労や達成感をお互いで分かち合うことができ、親睦を深める事もできたと思います。