MENU

WHAT IS Fusic DOING?Fusicってなんしようと?

【ITコンサルタントに聞いてみた】第1回 SaaSとは?

2021.03.18

取り組み

こんにちは!FusicでITコンサルタントをしています、野上 紗羽です。


突然ですが…

「コンサルタントってカタカナ語ばっかり喋っているんでしょ?」

「ITって専門用語ばっかりでよくわからない……」

そんな近寄りがたいイメージをお持ちの方、いらっしゃいませんか?


実際のところ、カタカナ語と専門用語はとっっっても多い!(笑)

ただ、私たちITコンサルタントが本当に実現したいのは、

お客さまとITの架け橋となって、課題解決へと導くこと。

だから、「近寄りがたい」なんて思われたらもったいない! もっと気軽に頼ってもらえる存在になりたい!

そんな思いで、このコーナーを作りました。

最近気になるITトピックについて、わかりやすくご説明していこうと思います。(カタカナ語・専門用語はできるだけ使いません!)



「SaaS」ってなんなん?

今回のテーマは「SaaSとは?」

読み方は、「サース」

……なんだかすでに難しそう。

では、具体的にSaaSってどんなものなのか、いくつか例をあげてみましょう。


SaaSの例

・Google Workspace(GmailやGoogle Drive)

・Microsoft Office 365(最近のWordやExcel)

・チャットサービス(SlackやLINEなど)

・CRM(Salesforceなど)


いかがでしょう?意外と、馴染み深いサービスが多いのではないでしょうか。

SaaSとは、「Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)」の略語で、

インターネットを介して提供されるソフトウェアのことを指します。

例えば、昔のWordやExcelって、パッケージをわざわざ買ってきて、

パソコンに読み込む必要がありましたよね。

でも最近のWordやExcelは、インターネット接続さえあればすぐに使えるようになっています。

これが「SaaS」なんです。



「SaaS」の仕組みってどうなっとるん?

例え話を用いて、もっとわかりやすくSaaSを説明してみます。

例えば、「普通の電卓」と「SaaS電卓」があったら、その違いはこのような感じです。




普通の電卓は、手元の電卓で処理が完結しますが、

SaaS電卓はインターネットを介してサービスの運営元に処理が依頼され、

その結果が手元の電卓に表示されます。

手元で起こる結果に違いはないけれど、その処理がどこで行われているかがポイントなんですね!



ちょっとむずかしい仲間たち、Paas とかIaaSとか

SaaSには仲間がいます。例えば、「PaaS(パース)」や、「IaaS(イアース)」。

それぞれ、

「PaaS(パース)」:「Platform as a Service(サービスとしてのプラットフォーム)」

「IaaS(アイアース・イアース)」:「Infrastructure as a Service(サービスとしてのインフラ)」

という意味です。

SaaSと比べると、この2つは技術者に向けたサービスです。

ちょっとむずかしい……。図に表すとこのような感じです。



図の左側に書いてある項目は、システムに必要な要素です。

下に行けば行くほど、「土台」のイメージになります。

これらの要素を、技術者が全部自分で準備するのは大変。

そのため、PaaSやIaaSは、それらをある程度のところまでひとまとめにし、

インターネットを介して提供しているんです。

あらかじめ土台があれば、残りの部分だけを開発すればいいので楽ですよね。


SaaS、PaaS、IaaSに共通する特徴、それはすべて「インターネットを介して提供されるサービスである」ということ。

この概念を「クラウド」と呼びます。

つまり、SaaS、PaaS、IaaSは、クラウドサービスを分類するための言葉なんです。



SaaSってなんで注目されとると?

前の章で説明したPaaSやIaaSと比較すると、

SaaSは、システムの土台からユーザーが直接操作するアプリケーションの部分まで、すべてセットで提供しています。

技術的な知見がなくとも、簡単かつすぐに利用することができるんです。

そのため、近年一気に普及が進み、営業・人事・経理・社内コミュニケーションなどなど、

ありとあらゆる業務に関するSaaSが各社から提供されています。

このようにSaaSが支持されている理由としては、以下のようなものがあげられます。


・サブスクリプションモデルで、無駄な料金が発生しない

→パッケージのような買い切り型の料金体系をとる必要がないため、

利用者数や機能数に応じた、継続課金モデルをとっているサービスがほとんどです。

そのため、「まずは小さくはじめて、業務の拡大にあわせてそのつど適切な料金で利用する」といった使い方が可能になり、

無駄な料金の削減につながります。


・アップデートでどんどん便利になる

→インターネットを介してサービスを提供しているため、

アップデートを繰り返し、常に最新の状態で利用することができます。

また、多数のユーザーを抱えるSaaSは、ユーザーの声や利用データを収集することで、

機能改善をスピーディーに行っています。


・「業務をSaaSにあわせる」という考え方

→SaaSは、そのサービス設計において、様々なユーザーを分析し、

「適切な業務プロセス」にあわせた機能を準備しています。

逆に言えば、SaaSを導入し、その機能通りに利用すれば、

適切なプロセスに則った業務ができるようになるということ。

業務自体の改革を目的に、SaaSを導入する企業も増えつつあります。



SaaSとFusicってどういう関係なん?

Fusicのプロダクトは、多くがSaaSとして提供されています! 

そのため、インターネット接続さえあれば、簡単かつすぐに利用が可能です。

無駄のない利用料金や、機能アップデート、適切な業務プロセスの提供といった、

SaaSとしてのメリットももちろん充実しています。


そして、Fusicの強みは、「形式を問わず、様々なご提案が可能であること」

SaaSに関する知見も十分に持ちながら、

技術者が必要になるPaaS、IaaSを活用したシステム開発も、Fusicの得意分野です。


「うちの会社にぴったりなのはどのタイプなんだろう?」といったご質問がございましたら、

ぜひ、私たちITコンサルタントにご相談くださいね!



======

Webシステム開発や当社プロダクトに関するご相談を随時受け付けております。

お気軽にお問合わせください。

https://fusic.co.jp/contact/