2021年4月16日(金)、Fusicでは14回目となる開発合宿を開催しました。
今回も数名のグループに分かれ、好きな場所で創りたいものを自由に開発!
当日の様子を、先進技術部門 機械学習エンジニアの石橋 龍がレポートしました。
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こんにちは、石橋です。
4月16日(金)に14回目の開発合宿が開催されました。
新型コロナウイルス対策として、
数名のチームごとに別々の場所で開発を行い、
後日、成果発表をするという形式で開催されました。
作業場所は、オフィスや福岡市内のコワーキングスペース、
県外のコワーキングスペースなどチームによって様々でした。
わたしたちのチームは、日中は大分駅前のコワーキングスペース「azito」で開発を行いました。
azito:http://collegio-oita.com/azito/
今回の合宿内容は、OJTで開発した飲食店共有アプリのアップデートを行いました。
OJTレポート「Fulag(スマートフォンアプリ関連)のご紹介」#石橋・坂井・夛田レポ
メンバーは以下です。
- 石橋 龍(先進技術部門 機械学習エンジニア)
- 坂井 佑理(技術開発第一部門 エンジニア)
- 夛田 武広(技術開発第一部門 エンジニア)
以前開発したバージョンでは、近隣店舗を読み込む際に
Google APIのレスポンスを待たなければならず、少し時間がかかっていました。
今回のアップデートではアプリ起動時にバックグラウンドでデータを取得しておき
お店を選ぶ画面でそれらを表示するという仕様に変更しました。
お店一覧を確認する時に高速で画面がロードされるようになり、使いやすくなりました。
さらに画像アップロード時に画像をリサイズする処理を追加することで
通信量やストレージの無駄を減らしました。
また、これまでにアップロードされた画像を
一括でリサイズするスクリプトをPythonで書きました。
このような処理は機械学習の前処理でよく行う作業なので
時間はかかりませんでした。
その他にもバグの修正やリファクタリング、コードの見通しを行い改善することで
開発スピードを上げることもできました。
(成果発表の時に使用したスライド)
頑張ったポイント
今回わたしたちは、主にUI/UXの向上に関するアップデートをしました。
画像サイズなどの修正もそうですが、
画面表示までの時間が格段に短くなりました。
さらに、位置情報を使った時間のかかる処理に関しては、
アプリ起動時にバックグラウンドで処理を動かしておき、
画面表示された時に処理したデータを使うなどの工夫をすることで
アプリ使用時のストレスが大きく軽減されます。
また細かいところではありますが、
タブ移動や複数画像の表示変更をスワイプでできるようにしたことも
大きなアップデートです。
昨今のネイティブアプリでは、タブ移動をスワイプで行うことが一般的になってきました。
これは、わざわざ指をタブのところまで動かす必要がないのでとても便利です。