2022年度新卒入社の光岡 郁穂が
当社のOJTで作成した社内システムをご紹介します。
※Fusicでは、エンジニアの新入社員に対し、約半年間の教育制度を導入しています。
その期間のうち数か月間は、エンジニアとしての技術力向上や、
一人でクライアントとやり取りができるようになることを目的とし、
OJTを実施しています。
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【システム名】
あつまろ(社内コミュニケーション活発化システム)
【システム種別】
社内・学内グループウェア
【セールスポイント】
① イベント開催を手軽に告知することができ、社内コミュニティーの活性化に繋がる
② 参加登録機能を利用して、参加メンバーの把握や各種連絡が簡単にできる
③ これまでのイベントの概要や参加レポートを振り返ることができる
Fusicメンバーはアクティブな人が多く、趣味や部活のコミュニティーがたくさんあります。
それぞれ楽しんではいるものの、以下の課題点がありました。
・それぞれで活動をしているけれど、そのコミュニティーの中でしか共有ができない
・一部の人しかイベントを知らない
・活動をする際、連絡や共有が大変
これらの課題を解消すべく、イベントの作成・募集・連絡が簡単にできるシステムを開発しました。
イベントへの参加登録をはじめ、Slack通知機能、コメントやリアクション、感想の投稿を
一元して行うことができるようになりました。
システムの名前は「あつまろ」
「集まろう!」という言葉から名付け、発音から連想し「麿・麻呂」のようなキャラクターを作りました。
このシステムを交流の場として活用することで、
社内コミュニティーを活性化させ、活動の振り返りをストックできることができます。
これまで知らなかったイベントを知るきっかけを作り、個人の新たな一面を引き出せることを期待しています。
【開発期間】
2か月半(2022年6月〜8月中旬)※現在は機能拡張中
【技術】
Laravel9、AdminLTE
感想
【難しかったこと】
工数の見積もりを含めてスケジュール管理が難しく、不安や悔しい思いもしました。
どのようなタスクがあるかの洗い出しができていないことが多く、実際に実装すると
初めての技術や知識に直面し、想定以上の時間をとられてしまいました。
途中でスケジュール調整を複数回行い、その都度チューターと問題点を洗い直し、
優先順位を考えながら開発を進めていきました。
やりたいこととスケジュールの調整がとても難しかったです。
【頑張ったこと】
経験もなく、ゼロからの開発ということで技術習得には力を入れました。
ただ調べるだけでなく、前年度のOJTシステムのコードを読み、
その開発メンバーに話を聞きながら開発を進めました。
おかげで開発メンバーと親交を深めることができました。
また当システムは、社内全員が活用することでコミュニティーを活性化させることが目的のため、イベント作成・参加登録機能だけでなく
Slack通知やリアクション・コメント投稿でコミュニケーションのきっかけを作ることで
その目的が達成されることを目標に開発しました。
【OJTを通して学んだこと】
プログラミングを学ぶだけでなく、どんなシステムを作るかの検討段階での課題点の聞き込み、
打ち合わせや見積もり・設計といった受託開発における一連の流れを経験することができました。
イベントの募集状態を時間判定させることや、
通知の種類などの仕様を詳細に固めることで実装段階での迷いが少なくなることなど、たくさんのことを学びました。
開発中には、先輩方にたくさんのコードレビューをいただき
コード設計の大切さや、グループ開発に必要な技術も学ぶことができました。
また、OJT期間中や運用を開始してからも
たくさんのポジティブなフィードバックをいただいたことで励みになりました。