2024年6月26日(水)〜27日(木)に、アメリカのサンフランシスコで『Config 2024(以下、Config)』が開催されました。
当社デザイナーの礒谷が現地で参加してきましたので、その様子をレポートします!
『Config 2024』とは
コラボレーションインターフェースデザインツール『Figma』が主催する大規模な年次カンファレンスイベントです。
様々な分野におけるプロダクト開発に関わる人々がセッショントークを行います。
今年は約1万人のFigmaユーザーが世界中から参加し、とても賑わっていました。
6月25日 バッジピックアップとpre-Config kickoffイベント『Config Commons』に参加
イベント前日の朝、カンファレンスに参加するためのバッジやグッズを受け取りに行きました。
そのまま、Figmaが公式に開催した屋外でのキックオフイベント『Config Commons』に参加するため、会場のMoscone Center近くにある広い公園に移動。
イベントは12時〜20時頃まで開催されました。
自由にもらえる飲み物やスナック、自分でグッズを制作するアクティビティなど様々なコンテンツが準備されていて、みなさん自由な過ごし方で交流したり楽しんだりしていました。
仕事の同僚や友人と一緒に参加している人が多く見受けられましたが、私と同じように一人で参加している人もいました。
とにかく色んな人に話しかけに行きましたが、みなさん優しく受け入れてくださり、とても優しい世界でした!
イベントで体験したことダイジェスト
- 交流を楽しむ場であるものの、名刺交換をしている人はほぼ見受けられなかった(つながる手段は専らLinkedInのQRコード)
- アメリカにおけるSNSの位置づけ(現地でできた知人談)
- ビジネスの文脈ではほぼLinkedInで、友人とは主にFacebookやInstagramでのやりとりが多い
- Xのユーザーも一定数いるものの、Instagramほどの勢力ではないらしい - プレーリーカード(NFC搭載カード)が大活躍
スマホをかざすだけで自分の情報が共有できるデジタル名刺で、話題のきっかけにもなるし、SNSで繋がりやすいのでおすすめ - 会話の中で、アメリカの企業で働いているデザイナーさんが担当しているWebサイト(表示する国によってデザインが変わる)を私のスマホで開いてみたところ、日本向けのデザインが表示された。「ここはアメリカなのになんで?!」とその場に居た人たちで一緒に考えたところ、デザインの表示切り替えがどうやらロケーションがベースではなくSIMがベースになっているのでは?という仮説にたどり着いて、「なかなか出会えないユーザーケースだよ!提供ありがとう!」と盛り上がった
- 夕方からとにかく冷え込みがすごくて冬用アウターを着ても少し肌寒かった
- イベントで出会った人たちから、現地のことを教えてもらえたりカンファレンス当日に一緒に行動したり情報共有したりできたので、一人で参加する場合はできるだけこういった前日イベントには参加しておくと良さそう
6月26日、27日 カンファレンス当日!
いよいよカンファレンス当日。
開場直後、オフィシャルグッズを買い求める行列に並び、翌日着用したいと思っていたフーディを購入しました。
列に並んでいる間、周りでは一人で来ている参加者同士で「どこから来たの?」と自然に会話が始まったりしていました。
冒頭のKeynoteでは、今年もFigmaに関する新商品・新機能が発表され、会場は大盛り上がりでした。
Keynote以降は、参加者はそれぞれ事前に予約したセッションの会場に移動。
会場の雰囲気や演出、スピーカーのトークスキルが素晴らしく、各セッションに引き込まれるようでした。
まるで五感で吸収しているかのような感覚で、とても素晴らしい経験でした。
セッションの内容は非常に刺激的で、学びが多かったです。
この体験を通じて、さらに情熱が胸の奥に突き刺さり、終始わくわくしていました。
イベントで体験したことダイジェスト
- 周りの人に話を聞いてみると、同僚がアメリカの各地でリモートワークをしていて、今日ここで一年ぶりに対面するの!といったパターンがとても多かった(広大さを感じた)
- 会場内にたくさんウォーターサーバーがあるので、マイボトルさえあれば飲み物は安心
- セッション会場以外にも、会場には様々なコーナーやスペースが用意されており、セッションのすきま時間などに交流している参加者もいた
ちょっとだけ観光
旅程のほとんどがカンファレンス参加でしたが、現地でできた友人と少しだけ観光に行きました。
イベントに一人で参加していると話したところ、アメリカを楽しんでほしいから一緒に行こう!と誘ってもらいました。
なんて温かい人達の集いなんだ……と感激しました。
フィッシャーマンズ・ワーフから遠目に見えるゴールデン・ゲート・ブリッジをパシャリ。
まとめ
今回初めて一人で海外カンファレンスに参加するということで緊張しながら向かいましたが、本当に貴重な体験をすることができました。
現地でしか出会えないデザイナーたちと、デザインや仕事、お互いの文化についてたくさん語り合うことができました。
カンファレンスでの各セッションでは、画面越しでは得られない皆さんのデザインやものづくりに対する情熱、そして刺激を溢れんばかりに全身に浴びてきました。
スタッフ・参加者の皆さんはどなたも本当に温かく迎えてくださる方ばかりでした。
素敵な出会いがたくさんあり、得難い経験・仲間を得ることができました。
セッションから学んだこと・感じたことの共有やFigmaの新機能・新プロダクトの勉強会など、これから社内にどんどん還元していこうと思います!