先進技術部門 IoTチームの賀来です。
2024年7月26日(金)、Fusicオープンオフィスにおいて、IoT.kyotoチーム(株式会社KYOSO、以下IoT.kyoto)、株式会社ソラコム(以下、ソラコム)と合同のIoT勉強会を行いました。
※IoT.kyoto、Fusicは、SPS 認定済インテグレーションパートナーです。
名前の通り、京都に本拠地を置くIoT.kyotoとの合同イベントは、今年3月に開催したオンラインイベントに引き続き、今回が2回目。
初めてのオフライン開催です。
この取り組みは、両社のIoT/AIエンジニアのIoTに関する知見の共有とネットワーキング(交流)を目的としています。
ソラコムのビジョンの一つである『IoTの民主化』を実現していくために、会社という枠を超えて切磋琢磨するために手を取り合いました。
今回は、関西からIoT.kyotoのメンバーが11名、さらにソラコムのパートナーソリューションアーキテクトの井出様、ソリューションアーキテクトの桶谷様が参加されました。
オンラインのイベントも良いですが、やはりリアルは別物ですね。
13時から始まった勉強会は終始和やかな雰囲気で、活発な交流が見られました。
そんな長いようで短かった1日をレポートします!
13:00-18:00 IoT合同勉強会
IoTアーキテクチャクイズ
『突撃!隣のアーキテクチャ』と題して、IoT.kyotoが往年の番組をパロディした渾身のスライドを披露してくれたものの、元ネタがわかる人が半分以下というところで出鼻を挫かれた展開から始まったこの企画。
内容は、各社が実際に経験した過去の案件を模して、要件を出題するというものです。
その要件に対してSORACOMやAWSサービスでどのようなアーキテクチャが最適かを会社混合のチームで考えます。
実際に運用されているプロジェクトをベースとしているため、ユースケースに現実味があり、その設計を考えるのはとても臨場感がありました。
実際のアーキテクチャの発表や質疑応答も盛り上がりました。
SORACOM Flux ハンズオンワークショップ
このイベントの前週7/17(水)に開催された『SORACOM Discovery 2024』で発表された新サービス『SORACOM Flux』を、早速みんなでHello worldしてみよう!というハンズオンセッションを企画しました。
SORACOM FluxはChatGPTなどの生成系AIを使って、プロンプトにテキストで指示することで画像やセンサーデータを判断させ、Slackや電話などに通知などができるというもの。
IoTアプリケーションをローコードで作れてしまうという素敵なサービスです。
まさに『IoTの民主化』!
今回、インプットデータは画像で用いました。
クラウドカメラサービス「ソラカメ」を使ってリアルタイムに取得した画像を使うチームもありました。
チームごとの成果発表会では、成果物や構築でハマったこと、サービスの改善要望が共有されました。
18:30-20:30 『SORACOM Discovery 2024』ラップアップ
18:30〜は、同じくFusicオープンオフィスを会場として、SORACOM UG 九州主催のイベント『SORACOM Discovery 2024』のラップアップを開催しました。
『SORACOM Discovery 2024』の基調講演や新サービス発表について、ソラコムのお二人にプレゼンしていただき、パネルディスカッションで深掘りしていきました。
イベント詳細:https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/323443/
懇親会
みっちりと勉強会をした後は、やっぱり美味しいご飯とアルコール or ノンアルコール!
福岡市天神の酔灯屋にて、懇親会を開催しました。
ゴマサバ、イカの刺身、水炊きなど、福岡名物尽くしのコースをいただきました。
総括
今回のイベントは、ソラコム、IoT.kyoto、Fusicの三社がオフラインで集まり、IoT技術の勉強とエンジニア間のネットワーキングを促進するとても貴重な機会となりました。
今後も『テクノロジーの民主化』、『IoTの民主化』に向けて、切磋琢磨していきたいと思います!