MENU

WHAT IS Fusic DOING?Fusicってなんしようと?

360(さんろくまる)が新しくなりました!リニューアルの裏側、語ります!

2025.05.07

取り組み

自社プロダクト「360(さんろくまる)」がリニューアル!

こんにちは!360チームの冨吉です。 2025年4月17日、Fusicが開発・運営する360度フィードバックサービス「360(さんろくまる)」がリニューアルしました!これまで多くの企業・組織にご活用いただいてきた「360」が、より使いやすく、よりわかりやすく、さらに価値あるフィードバック体験を提供できるよう進化しています。



「360(さんろくまる)」とは?

「360(さんろくまる)」は、上司・同僚・部下など多面的な視点からフィードバックを得ることができる、Fusicの自社プロダクトです。操作性と柔軟性の高さを特長とし、現在では1,000社を超える企業や官公庁、学校法人等にご利用いただいています。個人には“気づき”を通じた成長を、組織には相互フィードバックの文化を根付かせることを目指しています。



リニューアルの背景

今回のリニューアルは、「もっと使いやすく、もっと意味のあるフィードバック体験を届けたい」という想いから始まりました。長年の運用の中で、ユーザーからは「気づきをもっと促してほしい」「より安心して利用したい」といった声をいただいていました。同時に、技術面では旧構成の制約により、改善や保守が難しくなりつつあるという課題も。そこで、ユーザー体験の向上と、より安定的かつ柔軟な運用を実現するために、画面設計や操作性の見直しに加え、技術基盤もアップデートしました。

今回のアップデート、ここが変わりました!

リニューアルの主なポイントは以下の3つです:
AIによる「気づき」サポート機能の追加
フィードバックの数値ギャップをAIが解析し、簡単なアドバイスを自動で表示。フィードバックを“受けっぱなし”にせず、行動につなげるサポートを行います。

アクセシビリティを重視したデザイン刷新
ボタン配置やフォントサイズ、コントラストなど細部まで見直しを重ね、より多くの方にとって「見やすく」「使いやすい」UIとなるようにデザインを刷新しました。

セキュリティ強化(2段階認証の導入)
ログイン時にメール認証を追加し、安心してご利用いただける環境を整備しました。

実は裏側もフルリニューアルしています!

見た目だけではなく、システムの中身も大きく進化しています。
  • バックエンド :CakePHP → Laravel
  • フロントエンド:jQuery → React(TypeScript)

詳細は、開発エンジニア・岡本Tech Blogにてご紹介しています。



リニューアルまでの道のり

今回のプロジェクトは、構想からリリースまでおよそ1年。エンジニア、デザイナー、プロダクトスタッフなど各分野の専門チームが連携し、開発を進めてきました。また、社内でも先行してβ版を利用し、社員からのフィードバックを反映する形でブラッシュアップを重ねてきたのも、今回の取り組みの特徴のひとつです。 エンジニアが多く在籍するFusicならではの視点から、仕様・操作性・表示文言など多岐にわたる意見が寄せられ、実際の改善に活かされています。

👨‍💻 開発チーム
10年を超える運用を行ってきたシステムのリニューアルには相応の労力と調整が必要となりました。 リニューアルに加えて、「開発体験の向上」にこだわり、今後の継続的な改善と運用を支える仕組みを整備しました。

🎨 デザインチーム
「より多くの人にとって使いやすいUI」を目指し、アクセシビリティの改善に注力。 ユーザビリティテストも複数回実施し、実際の使いやすさにこだわった設計を追求しました。

🔎 テストチーム
細かな仕様変更にもしっかり対応しながら、テストと修正のサイクルを繰り返しました。旧環境からのリグレッションテストに加えて、仕様変更・追加機能まで含め、テスト・修正のサイクルを複数回重ねました。 不具合のみならず使い心地の観点を含めた提案を行い、お客様がより使いやすいと思っていただける品質に近づけました。

💬 サービススタッフ
日々お客様と接する中で得たリアルな声を、開発チームにフィードバック。 サービス内の文言や機能の細部にまで現場の声を反映し、ユーザー視点をサービス全体に取り入れました。

β版ユーザーの声

リリース前にご協力いただいた企業様からも、嬉しいフィードバックをいただいています:
  • 「コントラストが強くなり、視認性が上がった」
  • 「画面が整理されて情報が探しやすい」
  • 「ボタンやラベルが明確で、迷わず操作できた」

これからの「360(さんろくまる)」

360(さんろくまる)は、単なる評価ツールではなく、行動変容を支援する仕組みです。今後は、AIによるコメント要約や、大規模言語モデル(LLM)を活用したサポート機能の実装も予定しており、さらに柔軟で価値あるサービスへと進化していきます。

今回のリニューアルは、プロダクトとしても、チームとしても大きな挑戦でした。「これからの“360(さんろくまる)”を、もっとよくしたい。」という想いを込めて、私たちはこのアップデートに取り組んできました。ぜひ、新しくなった360(さんろくまる)を体験してみてください。

下記より、新しい360(さんろくまる)を体験することができます。

デモ‐360(さんろくまる)