こんにちは！ 25新卒入社の金田です！
2025年5月23日(金)、Fusicはパートナーであるソラコム様と『SORACOM Collabo in Fukuoka』を開催しましたので、レポートをお届けします！
『SORACOM Collabo in Fukuoka』とは？
ソラコム様は、東京以外でも、もっとSPSパートナーやIoTビジネスを盛り上げたいという想いをお持ちでした。そこでFusicがそれに賛同し、福岡のFusicオープンオフィスにて今回のイベントを共催する流れになりました！
ソラコム様の地方初開催イベント、そしてSPSパートナーとの初共同開催という記念すべき”第1回目”！ これまでにないコラボレーションに、気持ちが高まるひとときでした！
新卒でまだまだ勉強中ですが、今回のセッションではたくさんの学びがあり、IoTの面白さや盛り上がりを実感できました！
オープニング
株式会社ソラコムのパートナーアライアンスマネージャー・細川様が口火を切りました。
IoTとは何かという基本的なところからSORACOM全般の紹介をしてもらいました。日本発のプラットフォーマーでありながら、日本はもちろんのことグローバル180ヵ国以上でIoT回線 / プラットフォームを提供しており、今では700万回線あるということに驚きました。
株式会社ソラコム 細川 大輔 様（パートナーアライアンスマネージャー）
講演
講演では、株式会社ソラコム様、メカトラックス株式会社様、株式会社システムフォレスト様、当社Fusicの4社が登壇。
それぞれの発表は単体でも深みがありつつ、通して聴くことで「IoTを活用して、課題解決するためには何が必要か？」というヒントが立体的に伝わる、非常に濃密な1時間に。豊富な実績を持つ企業だからこそ語れる、リアルで実用的な知見が惜しみなく共有されたセッションでした！
株式会社ソラコム様
IoTの基本的な仕組みや身近な事例を紹介しながら、導入時の課題やその解決策をお話いただきました。
その中でも特に「モノをつなぐだけでなく、その先でどう価値を生み出すか」という考え方がとても印象に残りました。技術面での工夫や導入時の課題、それをサポートするソラコム様の取り組みもとてもわかりやすかったです。
IoTの可能性や活用の工夫がたくさん詰まった、学びの多いセッションでした！
株式会社ソラコム 井出 尭夫 様（パートナーソリューションアーキテクト）
Fusic
当社Fusicからは、技術導入の初期段階における「課題の明確化」や「構想の具体化」の重要性や具体的な方法についてお話いたしました。システムの課題を明確化する前段階で、まずビジネス要件を明確化する重要性を強調しました。
また、PoC（概念実証）に向けた伴走支援の進め方に加えて、IoT・AI・Web・クラウドといったFusicの幅広い技術領域を活かした、豊富な事例を紹介しました。
株式会社Fusic 賀来 大輔（先進技術部門 IoTチーム リーダー）
メカトラックス株式会社様
PoCを通じて、必要な構成を見極めることの重要性や、柔軟なデバイス開発の取り組みについてご紹介いただきました。
特に、既製品だけでは対応が難しい場面において、Raspberry Piなどを活用したカスタマイズが効果的であることや、PoC段階から本番運用まで一貫して対応できる強みが印象的でした。ものづくりの柔軟なアプローチや工夫の数々に、多くの学びを得ることができました！
メカトラックス株式会社 永里 壮一 様（代表取締役）
株式会社システムフォレスト様
「作らずに創る」をキーワードに、既存のデバイスやクラウドサービスを組み合わせたスマートなIoT導入の考え方についてご紹介いただきました。複雑なシステム連携においては高度な知見が求められる中、クラウドを軸に業務改善や生産性向上を支援されている点が印象に残りました。
効率的かつ柔軟なアプローチを知ることで、新たな視点を得るきっかけとなりました！
株式会社システムフォレスト 松岡 孝英様（IoTイノベーション部 営業担当）
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、地域産業に根ざしたIoTの実践事例や、集めたデータを業務に活かす工夫が紹介されました。生成AIの導入事例にも触れ、IoTとの連携による新たな可能性に期待が高まりました！
株式会社システムフォレスト 松永 圭史様（IoTイノベーション部 部長）
株式会社Fusic 関口 陽太（先進技術部門 IoTチーム プリンシパルエンジニア）
まとめ
ソラコム様とのIoT共創イベントの記念すべき第1回をFusicの本社がある福岡で、SORACOMパートナー各社の皆さんと共に開催できたことを大変嬉しく思います！
今回はビジネスサイドの参加者が多かったことから、技術に寄った話だけでなく「どう活かすか」という視点での対話が多く生まれたことも、とても印象的でした。
新卒としてこの場に立ち会えたことは、自分にとっても大きな学びになりました。
今後は福岡だけでなく、他の地域にも「SORACOM Collabo」が広がり、IoTを通じたDXの輪が各地で生まれていくといいなと感じています！
“地域から始まる変化”を、これからも仲間と一緒に後押ししていきたいと思います！
そして、私たちの新たなブランドスローガン「OSEKKAI × TECHNOLOGY」の姿勢のもと、これからもアップデートを重ね、さらなる価値提供に努めてまいります！