こんにちは。エンジニアの宗田です。
今回は、2025年8月1日~8月2日にかけて、第21回 開発合宿を開催しましたので、その様子をご紹介します!
Fusicには、技術力向上を目的に、参加者がそれぞれに好きな技術やテーマを自由に設定し、通常業務から離れて1~2日間の合宿を行い、開発に集中する『開発合宿』という制度があります。開発合宿では、個人や数名のグループに分かれ、それぞれ事前に決めた内容について開発・発表を行います。今回の参加メンバーは、日帰りの参加者含めてなんと23人。私は19回目から参加しており、今回で3回目となりますが、レポートを書くのは初めてです!いつもお世話になっている福岡県古賀市の快生館さまにお邪魔しました。真夏の山の中で、まるで夏休みのようなのんびりとした雰囲気で楽しく開発を行いました。
開発の様子
快生館さまの複数のスペースをお借りしています。到着後すぐに各自好きな作業場所を確保して開発に取り組みました。
最初はみなさん黙々と作業を開始。ここから夜中まで作業する人も居ます。
ディスプレイもお借りすることができました!開発効率を上げるには必要不可欠なのでありがたいですね。
箱椅子を巧みに使うメンバーも。この距離でディスプレイの文字が見えているのかは定かではない。
自分でサブモニターを用意するメンバーもいました。すごく便利そうです。
窓からも緑が見えて落ち着きます。
休憩中(お昼)
朝早くの集合だったため、お昼頃になるとお腹が空いているメンバーは近隣にあるお店に車や徒歩で腹ごしらえをしに行きます。私は偕楽荘さんへ行ってうどんを食べました!
夕方の様子
夕方になると、日帰りのメンバーが帰り始め、夜ご飯の買い出しのため、一部メンバーが車を出して麓のお店まで向かってくれました!ひぐらしがずっと鳴いています、夏休みの空気を感じて良い気分ですね。
残ったメンバーは引き続き開発を進めます。ちょっとだけ疲労の色が見えてきていますね。(まだまだこれから!)
夜の様子
夜ご飯
買い出しメンバーが戻ってきて、夜ご飯をみんなで食べます!今回はメンバーが多いので、お酒もピザもお惣菜もなんでもアリですね。
花火
今回、花火をしたいという要望が上がり、快生館さまにご相談したところ、敷地内で実施させていただけるとのことで、手持ち花火を楽しみました!(本当にありがとうございます…!)
学生に戻ったかのような過ごし方をしています。こういう開発合宿の形も良いものだと感じました。この後は、各々施設の温泉に入浴したり、別の温泉へ足を運んだりして、一旦リフレッシュ!まだ開発したい人はさらに作業を続けます。
翌朝、発表会
翌朝、開発したものについて発表を行い、開発合宿を締め括ります。夜遅くまで作業して完成度の高い作品を作り上げたメンバーもいました。AIエージェントやプロトタイプ作成ツールが成熟してきて、どのメンバーも本当にやりたい部分へ注力して開発ができたように思います!業務で使用している技術を掘り下げる内容であったり、全く使ったことがない技術を使ってみたり、非常に面白い発表となりました。
私自身は、terraform-tuiというツールを参考に、terraformをGUIで操作できるデスクトップアプリを作成してみました。terraformの基本的な操作はできるようにしましたが、構成図が思った通りに出力されないので、要改善ですね。
1. 浦田さん
レシピ管理サイトを作成して、リモートMCPサーバ(Streamable HTTP)に対応してみたとのこと!MCPのAuthorization仕様(OAuth2.1対応)をAdonisJSで実装し、ログインしないとリモートMCPサーバーにアクセスできない、という仕様のようです。
Copilotでも動作確認して、未ログインの場合はブラウザへリダイレクトするようになってます。リモートMCPサーバーなので設定値はURL一つだけで安全に連携できるそうです。
2. 善住さん
善住さんは今年の新卒研修で作成した、「友達の誕生日プレゼントをweb検索して提案するエージェント」を使用して、複数のAIエージェントフレームワークによって回答の精度や使用感を比べてみたとのことです!使用したのは、Prism、LarAgent、NeuronAIの三つのエージェントフレームワークとのこと。
LarAgentというフレームワークに関しては記事数が少なく、フレームワークの開発コミュニティに、直接質問を投げるなど、積極的な情報収集を行っていたようです。この合宿で記事としてアウトプットも行ったとのことで、以下にリンクを掲載しておきます。
LaravelのAIエージェントフレームワークのLarAgentを触ってみた - Qiita
最後に
いつもとは違う空間で、自由に開発ができることの喜びを毎度噛み締めています。こうした活動を会社で実施させていただけること、そして施設をお貸しいただいた快生館さまには本当に感謝いたします!今回は初参加のメンバーも多く、開発をしたことがないメンバーも参加しましたが、知見を持っている人に相談して進めたり、AIを活用して情報収集をしたりして、有意義な開発を行うことができたようです。
また次回もこのような開発合宿が開催されることを楽しみにしています!