みなさんこんにちは。
先月、10月28日〜31日、東京・日本橋で『NIHONBASHI SPACE WEEK 2025』が開催されました。
国内外から宇宙関連プレイヤーが一堂に会するこのイベントは、アジア最大級の宇宙ビジネスカンファレンスとして、産官学の垣根を越えたネットワーキングと情報発信の場となりました。
当社も、福岡県(福岡県宇宙ビジネス研究会)のブースの一部をお借りし、出展・イベント参加してきましたのでその様子をレポートいたします!
『NIHONBASHI SPACE WEEK 2025』
『NIHONBASHI SPACE WEEK』は、東京・日本橋を拠点に宇宙ビジネスの拡大を推進する三井不動産・JAXA・内閣府・経済産業省などが連携して開催する、国内最大級の宇宙ビジネスイベントです。本イベントには、国内外から多くの企業・研究機関・自治体が参加しました。
衛星データ利活用、宇宙輸送、地上インフラ、AI・クラウドなど、幅広い分野のキープレイヤーが集結し、最先端の技術紹介やビジネスマッチングが活発に行われました。 会期中は展示会をはじめ、様々なピッチイベント、カンファレンス、ネットワーキングなど多彩なプログラムが展開され、宇宙ビジネスの“現在”と“未来”を感じる濃厚な期間となりました。
Fusicの展示
当社は、福岡県(福岡県宇宙ビジネス研究会)の一部をお借りし、出展しました。
ブースでは、JAXA「G-Portal V3 Cloud の構築・維持」におけるプロジェクト実績、AWSを活用した地上側システム開発の取り組みなどとともに、当社の宇宙ビジネスへの思いを様々な方とお話しさせていただきました。
当日は、自治体関係者や研究機関、宇宙スタートアップをはじめ、民間企業の方々にも多数ご来場いただき、“地上DX”が支える宇宙産業の裏側を知っていただく機会となりました。
ご来場、お話しさせていただいた皆様、ありがとうございました!
福岡県主催『FUKUOKA SPACE TECH NIGHT 2025』
イベント期間中に開催された『FUKUOKA SPACE TECH NIGHT 2025』では、当社の先進事業部門 部門長の吉野がピッチ登壇させていただきました!
福岡県による「福岡発の宇宙ビジネス創出に向けた取組」の発信からスタートし、「福岡から宇宙へ!地域で取り組む衛星開発の舞台裏」では、株式会社QPS研究所をはじめ、福岡県で宇宙ビジネスを牽引する4社による特別トークセッションが行われました。国内を代表する衛星開発の裏側や、開発初期のエピソード、数々の挑戦ストーリーなどが紹介されました。みなさんの、わくわくと夢を語る姿が非常に印象的でした! 気づけばあっという間に50分が経過していたほど、熱量の高いセッションでした。
その後、県内宇宙関連事業者6社によるプレゼンテーションが実施され、当社の吉野は「宇宙 × クラウドで宇宙産業をアップデートするFusic」というタイトルで、当社の事業概要や宇宙ビジネスにおける当社の取り組みを紹介しました。 衛星データ解析、通信、AI、ロボティクスなど、多様な技術を持つ企業が集まり、福岡が持つ技術力とネットワークの広がりを改めて発信する機会となりました。
福岡県は、ものづくりを中心とした産業基盤を背景に、福岡市・北九州市を中心に宇宙ビジネスを積極的に推進しています。 本イベントを通じて、地域産業の可能性と連携の重要性を改めて実感しました。
イベントに参加して
『NIHONBASHI SPACE WEEK 2025』 の会場には連日、国内外の来場者で賑わい、学生や若手研究者の姿も多く見られました。また、『FUKUOKA SPACE TECH NIGHT 2025』にも、九州を中心に様々な地域の方が参加され、ネットワーキングでも多くの出会いや新たなビジネスが創出されていました。
宇宙ビジネスというとまだまだ私たちにとって遠い存在のように思われがちですが、実際にはマップやカーナビなどの位置情報、気象データ、通信インフラなど、私たちの日常生活に密接に関わる技術です。
当社は、衛星データの利活用をはじめ、これまで培ってきた多様な技術を活かし、より身近な社会課題の解決へとつなげていくため、これからも“地上DX”の立場から産業発展に貢献していきます。
宇宙のまだ見ぬ可能性が、これからの社会をどう変えていくのか、そして、そこから生まれる新たな民間サービスや日常の変化に、私たち自身も大きな期待とわくわくを感じています。