みなさんこんにちは。今年の4月に新卒でエンジニアとして入社した楠です!
2025年12月11日、Fusicオフィスにて「学生×宇宙企業 交流ミートアップ in 福岡」を開催しました。本イベントは、宇宙やテクノロジーに興味のある学生を対象に、宇宙領域で活躍する企業のエンジニア・研究者と学生が、技術LTと懇親会を通してリアルに交流できる場として企画されました。
当社は企画段階から運営まで一貫して携わり、学生と宇宙企業をつなぐ交流の場を創出しました。
本記事では、イベント当日の様子をレポートします。
イベントについて
本イベントは、福岡で宇宙産業を盛り上げたいという想いを持つFusic、QPS研究所、Kick Space Technologiesの3社が集結し、Space Launch実行委員会、ASE-Lab.、PLANET-Q、KIT-AURORAなどの学生コミュニティと共同で企画しました。「福岡から宇宙産業を盛り上げていこう」という共通の想いのもと、約20名の学生が参加し、企業3社と学生4名の計7名が登壇する充実したプログラムとなりました。
イベントは、参加企業3社の会社紹介からスタート。
それぞれが福岡を拠点に宇宙領域でどのような挑戦をしているかを紹介しました。
当社からは採用担当の星野が登壇し、Fusicの事業内容について説明しました。
続いて、企業と学生によるLT会を実施。
企業側は、宇宙事業に絡めた技術や現場の様子など、普段の採用イベント等では聞けないようなリアルな話を学生に向けて共有しました。
参加した学生も興味津々で熱心に耳を傾けていました。
当社からはクラウドエンジニアリング部門の砂本が登壇し、Fusicの強みである「クラウド技術」について宇宙事業に関連付けて説明しました。
今回参加した学生にとっては馴染みのない技術かもしれませんが、分かりやすい説明で「クラウドを武器に宇宙事業に関わっている」という当社の特色・魅力について学生に向けて届けることができました。
学生からの登壇は4名。
それぞれが所属する学生団体や個人で取り組んでいることを共有し、学生同士も互いに刺激を受けていました。
LT会の後は懇親会へ。
ピザやジュースを用意し、テーブルを囲みながら企業と学生が気軽に話せる場をつくりました。
学生からは好きな技術や現場のリアル、苦労話などについて積極的に質問が飛び交い、リラックスした雰囲気で深い対話が広がっていました。
企業・学生ともに、時間を忘れるほど熱心に交流する姿が印象的でした。
イベントを通じて感じたこと
今回のイベントを通じて、学生の宇宙産業への関心の高さを改めて実感しました。複数大学の様々な団体から約20名もの学生が集まり、懇親会でも積極的に質問する様子が見られるなど、宇宙産業への興味が学生の間で確実に広がっていることがうかがえました。
また、福岡という地で宇宙産業を盛り上げようとする3社が一堂に会し、QPS研究所、Kick Space Technologiesとともにイベントを開催できたことは、福岡の宇宙企業同士のつながりが着実に広がっていることを示す機会にもなりました。
異なる強みを持つ企業が連携することで、学生により多角的な視点を提供できたと考えています。
福岡という地方都市でも、宇宙に挑戦する企業と学生コミュニティが活発に動いているという実例を提示できた点も、本イベントの大きな意義でした。
今後に向けて
福岡で宇宙産業に挑戦する企業と学生が、直接つながる場の重要性を改めて実感し、参加してくれた学生の皆さんとの継続的な関係づくりや、今後のインターンシップなどの機会を通して、福岡から宇宙産業をさらに盛り上げていきたいと考えています。数年後、今回出会った彼ら・彼女らが宇宙産業の最前線で活躍する姿を想像すると、とてもワクワクします。
Fusicはこれからも、技術の力で宇宙産業を支え、福岡から新たな挑戦を生み出していきます。