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【お知らせ】「mockmock」が「Amazon Kinesis Data Streams」に対応しました

2018.07.18

ニュースリリース

IoTテスト用仮想デバイス作成サービス「mockmock」が Amazon Web Servicesの「Amazon Kinesis Data Streams」に対応いたしました。

「mockmock」は、IoT開発を加速する開発支援サービスです。クラウド上に仮想デバイス（mock）を作成し、ユーザーが開発しているサーバーに対して疑似データを送ります。mockmockが提供する仮想デバイスは、瞬時に動作や台数を変更できるため、欲しいデータを、欲しいタイミングで、欲しい量だけ受け取ることができます。これにより、サーバーアプリケーションの動作確認や負荷検証が、実デバイスなしで手軽に実施できるようになります。結果として、IoT開発におけるPoC（概念実証）の迅速化、開発効率の向上や不具合の減少、安定運用が見込めます。

このたび、「mockmock」からのデータ送信先として、Amazon Web Servicesの「Amazon Kinesis Data Streams」が選択できるようになりました。

「Amazon Kinesis Data Streams」は、大量のストリームデータをリアルタイムで処理するためのフルマネージドサービスで、大量のデータを扱うIoTシステムに利用されています。

mockmockをご利用いただくことで、「Amazon Kinesis Data Streams」を利用したIoTシステムについても、大量にデバイスがある状況でのテストや、デバイスの状態が変化するようなケースのテストが可能になります。

■Closed Betaユーザー様からのエンドースメント

IoT.kyoto（株式会社KYOSO）

IoT.kyoto（株式会社KYOSO）はmockmockのKinesis Data Streams対応のリリースを心より歓迎いたします。

IoT.kyotoでは、SORACOMやAWSを活用した「IoTワンストップインテグレーションサービス」を提供しております。AWSでは、IoTバックエンドに適したスケーラビリティティが高いマネージドサービスが多く提供されていますが、それらを組み合わせてひとつのシステムを作り上げるには一定のノウハウが必要であり、とくに多くのデバイス接続が想定される量産品向けのテストに関して課題を抱えていました。mockmockを利用することで、Kinesis Data StreamsやAWS IoTに接続された多数のデバイスを簡単にシミュレートすることができ、バックエンドのボトルネックやスケーラビリティを簡単にテストすることが可能となりました。

私たちは、mockmockを利用することで、IoTインフラ設計・テストプロセスを簡略化し、より付加価値が高い領域に注力することができるようになることを嬉しく思っております。

IoT.kyotoは、mockmockを活用してお客様のビジネスに貢献するIoTソリューションを提供し続けてまいります。

IoT.kyoto エバンジェリスト辻一郎氏

今回mockmockのKinesisDataStreams対応を、実際に利用させていただきました。

IoTデバイスからのデータを擬似的にKinesisDataStreamsにリクエストすることができるので、実際に試すことが難しいケースのテストすることができると感じました。

例えば、大量のデバイスからリクエストを送信してきたときのKinesisDataStreamsの負荷テスト、KinesisDataStreamsから呼ばれるLambdaの処理コストの試算、継続的なリクエストに対するLambdaの処理が正常に完了しているか、タイムアウトしないか、どれだけ処理に時間がかかっているかなど、ダミーデータを送信することができるからこそのテストを実施できます。引き続き活用させていただき、AWSのリソースに対するテストや新しいデバイスのテストなどに役立てていきたいと思います。

IoT.kyoto 泉亮輔氏

IoT.kyoto

https://iot.kyoto/

■詳細

1．サービス開始日

　2018年7月18日(水)より開始

2.「mockmock」ユーザーコンソールでの設定方法

　「mockmock」ユーザーコンソールのプロジェクト設定画面で、

　サーバータイプ「[AWS] Kinesis Data Streams」を選択してください。

　詳細はガイドをご覧ください。

　　https://console.mock-mock.com/docs/guides/kinesis_streams

3．ウェブサイト