IoTテスト用仮想デバイス作成サービス「mockmock」が緯度経度データの生成に対応しました。
「mockmock」は、IoT開発を加速する開発支援サービスです。クラウド上に仮想デバイス(mock)を作成し、ユーザーが開発しているサーバーに対して疑似データを送ります。mockmockが提供する仮想デバイスは、瞬時に動作や台数を変更できるため、欲しいデータを、欲しいタイミングで、欲しい量だけ受け取ることができます。これにより、サーバーアプリケーションの動作確認や負荷検証が、実デバイスなしで手軽に実施できるようになります。結果として、IoT開発におけるPoC(概念実証)の迅速化、開発効率の向上や不具合の減少、安定運用が見込めます。
mockmockでは、時系列に沿って変化していく値を生成するため、すでに以下の2つのジェネレーターを揃えています。
・時系列に沿って変化する値をグラフによって生成する「グラフバリュージェネレーター」
・特定の値をランダムもしくは時系列に沿って生成する「バケットバリュージェネレーター」
このたび、新しく移動体をシミュレートして緯度経度を生成する「位置ジェネレーター」を新たに追加いたしました。
移動体を取り扱うIoTシステムのテストは、実際にデバイスを移動させる必要があるため、比較的大きな労力が必要です。
また、移動のシミュレーションプログラムの作成も簡単ではありません。
mockmockの位置ジェネレーターを利用することで、デバイスを移動させずとも、複雑なプログラムを書かなくとも、
簡単に移動体IoTのテストが実施できるようになります。
位置ジェネレーターは、今回ベータ版としてのリリースとなります。
正式リリース時は仕様が変わる可能性がありますのでご了承ください。
また、ご意見、ご要望をいただけると幸いです。お気軽にご連絡ください。
【詳細】
1.サービス開始日
2018年12月3日(月)より開始(ベータ版)
2.「mockmock」ユーザーコンソールでの設定方法
「mockmock」 ユーザーコンソールの各プロジェクト画面から、位置ジェネレーターを作成してください。
その後、データテンプレートで位置ジェネレーターを設定してください。
詳細はドキュメントをご覧ください。
https://console.mock-mock.com/docs/features/value_generator#coordinate
3.ウェブサイト
「mockmock」
※「mockmock」は株式会社Fusicの登録商標です。
【お問い合わせ先】
info@mock-mock.com
(担当:毛利、横田)
2018年12月3日
株式会社Fusic