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AIコラボレーション開発プラットフォーム「metabase」の開発の取り組みについて

2021.10.27

ニュースリリース

株式会社Fusic(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:納富 貞嘉、以下Fusic)は、AI関連技術の活用戦略コンサルティング及び同技術を活用した新規事業創出を行うconnectome.design(コネクトーム デザイン)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 聡、以下COD)が企画・運営を行う、AI開発・実行における協働プロジェクトをサポートするSaaS型の開発プラットフォーム「metabase(※1)」の開発を支援し、2021年10月27日(水)より提供を開始いたします。



「metabase」について

「metabase」は、AIプロジェクトの実行ノウハウや、開発したモジュール、学習用データなどを流通可能かつ拡張可能にし、

複数のメンバーや部署、会社をまたぐAI開発・実行の協働プロジェクトをサポートする、AIコラボレーション開発プラットフォームです。


開発の背景

2018年頃から日本国内でも企業でAIが盛んに活用されるようになってきましたが、

大企業であっても多くの企業は、日本経済団体連合会(経団連)が定めるガイドライン「AI-Ready化ガイドライン」5段階レベル中のレベル2(※2)に留まっているのが現状です。

CODではこのレベル2の壁を乗り越え、国内企業のAI活用レベルを引き上げることを目指しております。


CODでもこれまで多くのAI開発を行ってきましたが、外部の協力会社、特に海外の企業と共に開発する際に、

セキュリティを確保してどのように開発環境を構築するかが毎回課題となっておりました。

この課題を解決するため、「metabase」を開発し、提供を開始いたしました。

「metabase」は「AI-Ready化ガイドライン」のレベル3(※3)以上にすることを想定したサービスです。


※1:商標登録済み

※2:AI-Ready化の初期段階(AI活用についてスモールスタートで経験を積む。一部の簡易業務のAI化も専門家の力を借りつつ着手開始するレベル)

※3:AI-Ready化を進行(既存の業務フローのAI×データ化による自動化に目途がつく。戦略的なAI活用も開始するレベル)

   参照:https://www.keidanren.or.jp/policy/2019/013_gaiyo.pdf



「metabase」の特徴

Amazon Web Services(AWS)上に構築したSaaS型サブスクリプションサービス

クラウド上に構築されており、社内でもリモート環境からでもアクセスできます。

AWSの利用状況に応じて従量課金がございます。

自社専用環境でご利用されたい企業向けのエンタープライズ版もご用意しております。

トライアル利用環境もございますのでお気軽にお問合せください。 

https://forms.office.com/r/kBv7rC8a9M


事例、ソースコード、データを格納できるデータベース

「metabase」には、事例、ソースコード、データを格納することが可能です。

社内外のプロジェクトチームやインターン生などにAI開発環境を提供する際にも、

機材調達・構築・運用管理に関わる面倒がかかりません。

外部の企業に委託することでノウハウが蓄積されづらい、
AI用ハードウェア調達に関わる知識やクラウドエンジニアが不足している企業にもおすすめです。


非エンジニアでも簡単にAIを動かす体験をできる

AIプログラムを動かすときに必要な環境構築の作業が必要ありません。

エンジニアでなくてもAIを簡単に動かすことができます。

仮想マシンでの実行環境のため、利用者はそれぞれ付与された仮想マシンにアクセスし実行、共有します。

また、「ラボ」という単位でプロジェクトチームを分けられるため、プロジェクトごとにユーザーを招待し管理することができます。




【製品概要】

サービス名:「metabase」

提供開始日:2021年10月27日(水)

お問合せ:sales@connectome.design

トライアルに関する申込みフォーム:https://forms.office.com/r/kBv7rC8a9M



Fusicの先進技術の取り組みについて

Fusicは、パブリッククラウドであるAmazon Web Services(AWS)を利用したシステム開発において多数の実績を有しております。

また、AI開発においても、画像・動画・音声・時系列データ・自然言語など、多様な分野での開発を経験しております。


これらの知見を活かすことにより、サービスの技術的なコアである

「GPU開発環境のオンデマンド提供機能」の開発に成功しました。

これは、GPUを搭載したAI開発環境を、任意のデータを持った状態で迅速に提供するコンテナベースの機能です。

これによって、マーケットプレイスで入手したデータやスクリプト、

AIモデルを利用して同サービス内ですぐにAI開発を行うことが可能になりました。

さらに、そこで作成したAIモデルをシームレスにマーケットプレイスに出す機能も実現しました。


今回の開発支援はAIの社会実装をより加速させるものであると考えています。

Fusicは、クラウド、Web、先進技術(AI、IoT)を高度に組み合わせて、今までにない革新的なシステム構築に今後も取り組んでまいります。


先進技術に関する取り組みについて : https://www.slideshare.net/secret/zYi7V9U47VXsf0





connectome.design株式会社について

CODは、「テクノロジーの力を使って、より多くの人々のWell-beingを実現する」をビジョンに、
ディープラーニングをはじめとした人工知能関連技術を用いて様々な社会課題を解決し、
社会全体のWell-beingの向上を目指すベンチャー企業です。


【会社概要】

社名:connectome.design株式会社

本社所在地:東京都千代田区丸の内1丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館20階

代表取締役社長:佐藤 聡

設立:2018年6月

事業内容:AI活用戦略コンサルティング、AIノウハウマーケットプレイス提供、AI実証実験・技術実証

会社HP:https://www.connectome.design/



株式会社Fusicについて

Fusicは、「個性をかき集めて、驚きの角度から世の中をアップデートしつづける。」というビジョンの元、
幅広いテクノロジーをそれぞれの場所にフィットする形で組み込んでいくことで、世の中をちょっとずつ、時には大胆にアップデートしつづけています。


【会社概要】

社名:株式会社Fusic

本社所在地:福岡県福岡市中央区天神4-1-7 第3明星ビル6階

代表取締役社長:納富 貞嘉

設立:2003年10月

事業内容:Webシステム/スマートフォンアプリ開発、AI・機械学習/IoTシステム開発、クラウドインフラ(Amazon Web Services)、プロダクト事業、コンサルティング(事業戦略・業務改革・IT・組織人事)

会社HP:https://fusic.co.jp/


2021年10月27日
株式会社Fusic