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株式会社Fusicと株式会社ディー・エル・イー、共同研究で『秘密結社 鷹の爪』の吉田くんをAI化 - 革新的な音声・言語モデル技術を活用

2024.01.30

ニュースリリース

株式会社Fusic(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:納富 貞嘉)は、株式会社ディー・エル・イー(東京都千代田区、代表取締役社長:小濱 直人)との共同研究により、音声生成およびテキスト生成のAI技術を駆使し、人気アニメ「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターである吉田くんを自律的な会話ができるアニメキャラクターとしてAI化しました。

本プロジェクトでは、テキストから音声を生成する音声合成の技術を活用し、吉田くんのユニークな声と口調を再現しました。また、吉田くんのプロフィールや過去の会話を考慮したテキスト生成AIの開発を行い、音声合成との組み合わせにより、視聴者との対話やシナリオに対する自発的な反応を示すことが可能となりました。




当社の音声合成の研究では、吉田くんのイントネーションを重視した言語処理と音声生成モデルの開発を行い、より吉田くんらしい発話を可能にすることを目指しています。技術精度をさらに向上させ、他のアニメキャラクターへ展開するなど、株式会社ディー・エル・イー社の目指す、アニメーション制作の新しい創造性の追求へ貢献してまいります。また、当社のWebシステム開発事業における、ユーザビリティの向上のため音声合成を使用するなど、幅広い分野で活用する予定です。


【秘密結社 鷹の爪】

2006年4月、テレビ朝日での深夜放送がスタート。2012年、NHK Eテレ『ビットワールド』内で全国放送。様々な企業やコンテンツ、官公庁ともコラボレーションを行い、2017年には世界的有名キャラクター『ジャスティス・リーグ』とのコラボレーション映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』を公開。活躍の場を広げている人気コンテンツ。 悪の秘密結社・鷹の爪団は、総統、吉田くん、レオナルド博士、菩薩峠くん、フィリップの5人組。「人と地球に優しい世界征服」をたくらんで怪人や秘密兵器を作るも、正義のヒーロー・デラックスファイターに邪魔されたり、マヌケな失敗をしてばかり。おまけに超がつくほど貧乏だけど、今日も世界征服は諦めない。


【株式会社ディー・エル・イー】

IP(著作権や商標権等の知的財産権)を開発・取得し、幅広い事業領域へサービスを提供する総合エンターテインメントカンパニー。アニメ・キャラクター(秘密結社 鷹の爪、パンパカパンツ、貝社員等)などの日本が誇るエンタメコンテンツを包括的に保有し、地方創生、海外展開などを積極的に推進。動画広告等のマーケティングサービス提供、スマートフォンアプリの企画開発、映画・TV・ネットメディア等の映像コンテンツ制作等、時流に乗った迅速なサービス提供により、2014年に東証マザーズ、2016年に東証一部へ上場(2022年にスタンダードへ移行)。2019年に朝日放送グループホールディングス株式会社と資本業務提携。

Webサイト:https://www.dle.jp/jp/


【株式会社Fusic】

福岡を拠点に、全国のクライアントが抱えるDXの課題に幅広い技術で解決に取り組むテクノロジーカンパニー。クラウドインフラ(AWS)の提供、システム開発、データ活用の技術コンサルティング、ディープラーニングや機械学習を使ったモデル作成に加え、自社プロダクトを提供するデジタルトランスフォーメーション事業を展開。2023年3月に、東京証券取引所グロース市場及び福岡証券取引所Q-Boardへ上場。

Webサイト:https://fusic.co.jp/