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アパレル業界をアップデートする新たなサービスの開発 株式会社SRL

2022.08.29

スマートフォンアプリ

会社紹介

株式会社SRL

 https://www.srl-inc.com/

インタビュイー:

 代表取締役 新田 寛之様



【E SALONについて】

E SALON(イーサロン)は、ブランドの垣根を越えたプライベートフィッティングサービスです。

専用アプリ(無料)でルクア大阪に入っている様々なブランドのアイテムから好きな商品をピックアップし

専用のフィッティングルームでブランドミックスしてコーディネートしたり、比較したりするなど、
まとめて試着・購入までできる、これまでにない新しいサービスです。

https://esalon-srl.com/



公開後のお客様の反応

雜賀)まずは、E SALONオープンおめでとうございます。公開から2か月程が経過していますが、現在の状況はいかがでしょうか?

新田社長)ご利用いただいたお客様からは高い満足度をいただいています。
色んな店舗の商品を一緒に試着できることでゆっくりとお買い物を楽しめますし
お友達と一緒に体験できることも、好評いただいている理由だと思います。
男女別でみると、利用者の約8割が女性、2割が男性という感じです。
現代は「ジェンダーレス」の時代ですので、女性の中にも男性の服を好まれる方もいらっしゃいます。
これまでは女性が男性の服を試着するのはハードルが高かったのですが、
E SALONでは気軽にそれができます。
女性が男性のアイテム、または男性が女性のアイテムを気軽に試着できるということは新たな購買体験の提案だと思っています。

雜賀)ありがとうございます。では、年代別ではいかがでしょう?また各ブランド様の反応はどうでしたか?

新田社長)そうですね。まだサービス提供が始まって2か月ほどなので
精密なデータではないのですが、20代の方の利用が45%とかなり多く占めています。
当初は、特に30代の子育て世代の方に向け、
お子様とゆっくり試着できる空間提供をしたいという思いがありましたが
思っていた以上に、デジタルネイティブな20代の方の利用が早いなという印象です。
これはアパレル業界においてはかなり大きなことで、
昨今アパレル業界では、30代・40代が売り上げを牽引しているところがあって、
若年層の購買率がなかなかあがらなかったんです。
ですが、今回のアプリ導入によって若年層という新たな客層の獲得に繋がるため
各ブランド様にも喜ばれています。
お客様や各ブランド様からの満足度が高いので、
今後この魅力を広く発信していけば、利用者も増え、結果ご来店数にもつながると思います。



アプリケーションのデザイン・操作性について

雜賀)まさにそれは今回のサービスの価値ですね。E SALONはアプリも特徴的だと思いますが、使用感についてはどのように感じていますか?


新田社長)初めての取り組みですので、いろいろなご意見を受けつつアップデートを重ねていきたいです。

Fusicさんのおかげもあり、オープンの段階でUI/UXともによく考えられているので、

利用者も直感的に操作できるものになっていました。

「こんな機能が欲しい」や「もっとこうなったら良い」などのお声もたくさんいただけていますが、

「操作がわからない」などのご意見はあがっていないですね。

本当に洗練されたサービス、アプリができたと感じています。


雜賀)各ブランド様向けには、スマホアプリとは別に、Webアプリもありますよね。そちらに関してはいかがでしょうか?


新田社長)もちろん、まだ細かいの改善点はありますが

操作のしやすさや分かりやすさというところで、良いお声をいただいています。

サービス・アプリ自体には、おおむねご満足いただけていると思います。



Fusicの開発の魅力

雜賀)実際に開発を進めていく中で見えた、Fusicの開発の特徴や魅力みたいなものはありましたか?


新田社長)これまで何度か社内システムやECなど

他社のシステム会社様と開発したことがあるのですが

なかなかうまくいかなかった経緯があったので、最初は不安でした。

しかしFusicさんはこちらの意見も取り入れ、時に意見の食い違いがありながらも、

最後まで根気強く伴走してくれました。

そのおかげもあり、お互い譲歩して中途半端なものが出来上がるということはなかったです。

また要件定義の段階からずっとそうですが、寄り添う姿勢みたいなものを

社員のみなさんから感じましたね。

そこにすごく信頼みたいなものを感じたというか。

当たり前のように思えますが、ビジネスにおいて一番大事なのは「寄り添う姿勢」や「信頼」なんだなと改めて感じました。


アプリのデザインひとつとっても、

わたしたちの基準にこたえるだけではなく、

より良いデザインになるように意図を説明してくださったり

一緒になってUI/UXを作っていけたのは、信頼関係があってこそなのかなと思います。

ただ「格好良い」「洗練されている」というだけではなく

操作性や視認性なども考慮してもらって、よりユーザーが使いやすいデザインになっていく過程は、わたしたちもすごく勉強になりました。


最初の設計の段階で、実際に店頭でどんな方法でアプリを使うかについて

ロープレをするワークショップがあったのも、とても印象に残っていますね。



また、開発段階で感じたのは

FusicのみなさんがこのE SALONというサービスを本気で好きでいてくれてるんだなぁということですね。

このサービスを世の中に出すことを本気で楽しんでくれているというか。

そういった方々の開発の中で生まれたものなので、ユーザーもきっと楽しいと感じられるのではないかと思います。


雜賀)開発メンバーだけではなく、Fusicの社員全員がE SALONを誇りに思っていると思います。

システム会社の中には、言われたものだけを作るという会社も少なくないですが、

おっしゃっていただいたようにFusicでは、お客様に寄り添い

時にはぶつかりながら最善のシステムを作り上げるということに自信を持っています。

それを感じていただけているのは、Fusicの社員としてとても嬉しいですね。

新田社長の熱い思いが、開発メンバーに伝わったというのも相乗効果になったのかなと感じました。



仕事の進め方やメンバーの特徴

雜賀)今回の開発では、「いつまでに」という期限がありましたよね。そこに対してのプロジェクトの進め方や対応についてはどのように感じましたか?


新田社長)すごく一生懸命取り組んでくださっていました。

今回は、サービスとして新しいものですし、みんな初めての経験だったので

プレッシャーも大きく、大変だったと思います。

わたしたちも、いろいろな企業様やブランド様との連携もあったので

一緒に苦しんでいたと思いますね(笑)


雜賀)メンバーの特徴として、なにか共通点を感じることはありましたか?

新田社長)モノを作ることに対して妥協が一切ないことですかね。
そういう姿勢が素晴らしいなと、プロフェッショナルだなと思っています。
また、裏表がないということもすごく感じましたね。
私自身、社外の方に対して自分を出すことってあんまりなかったんですが
Fusicさんには自然と自分を出していられたように思います。
そういう雰囲気を作ってくださっていたんですね。
だからこそ、本当に自社の社員のように思っていますし、苦楽を共にした仲間という感じがしています。

雜賀)弊社のメンバーにもネームタグを作っていただいた写真を拝見して、
すごく粋だなと思っていました。
自社の社員のように感じていただいているからこそ、
本当に良い環境で、良いものを作ることができたんだろうなぁと感じました。

新田社長)ビジネスで感じる、団結というところをすごく感じられましたね。
今では、わたしたちはすっかりFusicさんのファンなんですよ(笑)
わたしたち自身、クライアント様のファンになるということを社是に掲げているので、
プロジェクトを通じてそれを感じられたのは、非常に貴重な経験でした。




今後の期待
雜賀)すごく楽しいお話を聞かせていただきました。最後に、我々に期待することや今後の展望などを教えてください。

新田社長)改めて今回のE SALONは業界への反響が大きく、
すでにいくつかのデベロッパー様から、新たなご相談や協業の話をいただいています。
このサービスはアパレル業界のゲームチェンジャーになる可能性を十分に秘めています。
そのためには、これから新しいことにもたくさん挑戦しないといけない。
それには、御社の力が必要ですし、間違いなく技術力が高い集団だと思っているので、
これからも一緒に歩んでいけたらと思っています。
そして、御社がどんどん大きくなったとしても、
温かさや人間らしさみたいな素晴らしいものをずっと持っていてほしいなと思っています。