こんにちは。先進技術部門 IoTチーム エンジニアの岡嵜 雄平です。
今回は、9月に開催された「技術書典9」にサークル参加したので、レポートします。
技術書典とは
技術書典とは、一言で言えば技術同人誌の即売会です。
出展者が製作した技術書を持ち寄り頒布し、参加者が新しい技術に出会う機会を提供します。
技術書典のWebサイトにも以下のように説明されています。
技術書典とは、新しい技術に出会えるお祭りです。技術書典は、いろんな技術の普及を手伝いたいとの想いではじまりました。
技術書を中心として出展者はノウハウを詰め込み、来場者はこの場にしかないおもしろい技術書をさがし求める、技術に関わる人のための場として『技術書典』を開催します。
これまでは基本的に東京で開催されていたイベントですが、コロナ禍の影響もあって技術書典9はオンライン開催となりました。
私自身、前々からこのイベントに興味を持っていたのですが、「オンライン開催であれば福岡にいながら参加できる」ということで、今回初参加しました。
一般参加とサークル参加
技術書典への参加には「一般参加」と「サークル参加」の2種類があります。
今回、私は「本を執筆して売りたい」と思っていたので「サークル参加」することにしました。
もちろん、「執筆は考えていないものの、新しい技術に出会いたい」という人は一般参加でも全く問題ありません。
技術書典9がオンライン開催となったことで、一般参加する場合の事前申込みは不要となりました。
また、会期終了した現在においても技術書典オンラインマーケットで本を探したり、電子版を購入したりすることができます。
雰囲気を知りたい方はぜひご覧になってください。
執筆活動
私自身、今回初めて本を執筆したので、そもそもの作業手順やノウハウを知らない状態からの執筆スタートでした。
そこで、技術書典の運営事務局が開催しているオンライン勉強会に参加しました。
おかげで執筆に使うツールや注意するポイントを知ることができ、執筆作業に注力することができました。
私は朝型の生活を送っているので、毎日仕事が始まる前に1-2時間ほど執筆をして、2週間ほどで書き上げました。
社内で執筆した本のレビューに協力してくれる人を募ったところ、5名のメンバーが協力してくれました。
自分では気づいていなかった前提の記載の抜けや表記揺れを指摘してくれたので本当にありがたかったです。
完成した本
最終的に完成したのがこちらの本です。表紙は知人に依頼して作成してもらいました。
電子版はこちらで販売しています。
※ちなみに、紙の本はこちらで販売継続しています。
私自身、普段はmockmockやIoTシステムの開発を担当しているので、
もっと多くの人にIoTシステムの開発を経験してもらおうと、この本を執筆しました。
社内でも何名かが購入してくれましたし、会期中に想定以上の冊数が売れたため
頒布としては成功したのではないかと思っています。