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WORKS開発事例

顧客名 国立大学法人九州大学

Web学習システムのAWSクラウド移行

セールスポイント

  1. 1

    ハードウェアの管理・更新といった運用負荷の削減を実現

  2. 2

    SINETを利用したAWS Direct Connectにより、既存のオンプレミス資源との連携も可能なハイブリッドクラウド環境を提供

  3. 3

    短時間の高負荷や一時的な計算資源の必要に対して柔軟にリソースを提供できる環境を実現

お客様の課題

九州大学情報統括本部様は、「全学的視野で学内ICT投資および統治の一元化、効率化を図り、学生、教職員、ならびに学内外ユーザに対して世界トップクラスの安全かつ快適な情報基盤、教育研究基盤、および、サービスを提供する。」ことをミッションとしています。今回、移行対象となったWeb学習システムはオンプレミスで運用を行っていましたが、学生に対してより高品質な教材を準備し、質の高い教育を実現できる情報環境の整備を望まれていました。さらに、短時間の高負荷への対応や、一時的な計算資源の必要性に対して柔軟に対応できる環境も要望の一つとしてありました。また、移行後も既存環境との連携を容易に行える必要がありました。

ご提案内容

上記を受けてAWS上に各サーバを構築することをご提案し、結果、サーバリソースの柔軟な提供環境を実現しました。九州大学様ネットワークとAWSをSINETクラウド接続サービスを利用して接続することで、学内のファイヤーウォールを経由、九州大学様保有のグローバルIPを利用し、ハイブリッドクラウドなホスティングを実現しています。また、負荷に応じてサーバの台数を増減する機構を採用し、学生が快適にシステムを利用するための環境を提供しました。

導入効果

設置スペースや電気代を含む、ハードウェアの管理・更新における管理コストや運用負荷の削減に貢献するとともに、突発的な負荷への対応と、計算資源の柔軟な提供を実現しました。クラウド移行後もオンプレミスとの連携は容易に行え、オンプレミスのメリットとクラウドのメリット、両方を享受できる環境を実現しました。