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WORKS開発事例

顧客名 新川電機株式会社

生成AIを活用した「工場の機器保全スマートダッシュボード」構築PoC

セールスポイント

  1. 1

    AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を利用したRAGの構築

  2. 2

    異常の発生箇所を可視化するダッシュボードの構築

  3. 3

    横展開を実現するために、AWS CDKとCDK Pipelineを活用したマルチアカウントデプロイの仕組みを構築

お客様の課題

新川電機株式会社様は、設備機器の異常検知のために、製造業向けに振動データを提供している企業です。生産現場の多くでは、センサー情報、操業情報、保全管理情報などの設備情報が点在しており、それらを管理するためのツールが乱立しています。新川電機株式会社様のお客様にも同様の課題があり、提供される振動データをうまく活用できていない状況でした。そのため、データの可視化や利便性の向上、プラットフォームによるデータの一括管理などが必要でした。

ご提案内容

新川電機株式会社様では、振動解析や設備保全のノウハウをプラットフォームで連携し、現場保全の包括的なソリューションの提供を構想されていました。その実現に向けたPoC(概念実証)として、異常箇所や発生原因を分かりやすく可視化するダッシュボードを構築しました。AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を使用したRAG(Retrieval-Augmented Generation)を実装することで、画面上で異常箇所についてのドキュメント回答が可能になりました。保全データの活用が進むことで、お客様のDX化推進をサポートします。

導入効果

本システムは、新川電機株式会社様にも好評をいただき、業務効率化のために自社内にも導入されています。また、新川電機株式会社様のお客様にプロトタイプをご利用いただく中で「DX推進の施策として活用したい」や「全社のデータ活用基盤として導入したい」などのお声をいただいています。多くのお客様にPoC(概念実証)版をご利用いただくことで集まったフィードバックを、今後の製品化に活かしていく予定です。