株式会社Fusic(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役社長:納富 貞嘉)は、機械学習プロジェクトの持続的な運用を支援する「MLOps支援サービス」の提供を開始しました。当社はこれまで、クラウドインフラ構築やAI開発、IoTなどの技術領域で多くのお客様の課題解決を支援してまいりました。昨今、AI活用が加速する一方で、機械学習モデルを実運用し、継続的に改善・保守するためのご相談が急増しています。こうしたニーズに応えるべく、MLOps領域に特化した支援サービスを立ち上げました。モデル開発から実運用、改善・保守までをトータルで支援することで、お客様の機械学習プロジェクトをビジネスに直結させることを目指します。
MLOpsとは
MLOps(Machine Learning Operations)とは、機械学習モデルの開発・運用・改善をスムーズかつ持続的に行うための仕組みのことを指します。AI開発がPoC(概念実証)止まりで終わることなく、ビジネスの現場で成果を出し続けるために不可欠な考え方であり、昨今、国内外で急速に注目が高まっています。
提供の背景
AI導入プロジェクトでは、PoC(概念実証)段階は成功しても、ビジネス現場への実装や持続的な運用でつまずくケースが多くあります。MLOpsは、AIをビジネス現場で活用し続けるために欠かせない取り組みですが、まだ国内企業にとっては専門知識や経験が不足している領域でもあります。当社では、これまで培ってきたAI・クラウド・DevOps領域の知見を活かし、MLOpsの導入から定着、その後の運用改善までを伴走型で支援することで、お客様の機械学習プロジェクトの成功とビジネス成果の創出を加速させます。特に、AWS環境におけるMLOps構築においては、多数のAWS認定資格保有者をはじめ、Japan AWS Top EngineersやJapan AWS Jr.Championsが在籍する当社の強みを最大限に生かし、クラウドネイティブな機械学習基盤の構築から運用までをトータルでサポートいたします。
MLOps支援サービスの詳細はこちらからご覧ください。
https://aws.fusic.co.jp/solutions/mlops/
MLOps導入事例
- 『パイプラインの自動化』/自動運転用地図の制作
- 『モデルのクラウド化』/自然言語処理を用いた言語アセスメント機構のAWSインフラ構築
- 『デプロイ簡略・属人化防止』/てんかん脳波データMLOps環境構築
- 『手作業の処理を削減』/数理最適化による飲食店シフト自動生成システム