セールスポイント
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1
デバイスからの計測データを収集してリアルタイムに解析
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2
解析後データをグラフでわかりやすく表示
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3
将来的な高負荷に合わせ、システムを増強できるアーキテクチャーにて構築
お客様の課題
サニックス様は、太陽光発電の製造から販売・施工・保守までをトータルで提供しています。業務の効率化やサービスの付加価値向上を目的として、発電所の発電電力量やパワコンなどの機器の故障情報などを収集・解析し、管理者と顧客のそれぞれに情報を提供するIoTサービス「サニックスアイ」を企画していました。発電所からデータを受け取って解析するサーバーアプリケーションは、管理する発電所の増加に合わせて柔軟にシステム増強ができることが求められます。また、サービスを運用していくための業務システムも同時に開発する必要がありました。
ご提案内容
スモールスタートで始め、サービスの成長に伴って容易にシステムを増強できるよう、AWSを導入しました。また、アジャイル開発方式を導入し、サニックス様でのセンサー開発に合わせてサーバーアプリケーションの構築を行いました。センサーとサーバーの間でやり取りするデータ形式の仕様や、センサーの製造フローから顧客の申し込み、開設はがきの帳票出力などの業務フローも、密に連携しながら一緒に組み立てていきました。
導入効果
サニックス様は発電所異常を管理画面で検知し、各営業所に連絡していち早く問題を解決できるようになりました。また、業務システムを兼ねているため、サービスの運用が本システムで完結します。顧客は自身が持っている発電所の発電電力量をWebブラウザを通してリアルタイムにグラフで見ることができるようになりました。太陽光発電システムは、機器の故障が起きたり太陽光パネルにゴミがついたりすると、発電量が低下して期待した量の売電が行えないことがあります。本システムの導入によって売電機会の損失を最小限に食い止めることができるようになり、サニックス様の太陽光発電事業の付加価値向上に繋がりました。