セールスポイント
-
1
AWSのサーバーレスなサービスを活用して、スケーラブルのデータストリーミング基盤を構築
-
2
SensorCorpusと連携し、重機の稼働状況・位置情報を可視化
-
3
重機を管理・可視化するダッシュボードをRuby on Rails、Reactで実装
お客様の課題
株式会社現場サポート様は、建設業のお客様をサポートするITシステムやクラウドサービスを展開されています。建設業における課題の一つとして「重機の場所や稼働状況が遠隔では分かりづらい」という問題に着目し、IoTデバイスを活用した重機管理IoTソリューションを企画されていました。このソリューションでは多くの重機を管理する可能性が高く、重機から送られてくる大量のデータをどのように処理・保存するかが課題でした。
ご提案内容
当社にお声掛けいただいた段階で、IoTデバイスから送信されたデータはすでにSensorCorpusに蓄積されていたため、SensorCorpusのAPIを活用してデータを読み出し、AWSに蓄積する設計としました。その際、稼働状態の反映にAWS IoT Eventsを使用することで、ノーコードでわかりやすく状態遷移を定義することができました。重機の稼働状態はAmazon Timestreamという時系列データベースサービスに活用することで、台数の増加に追従したスケーリングが可能となっています。稼働状態や位置情報は、最終的にAmazon ECS上で動作するダッシュボードで可視化されます。
導入効果
開発初期の段階からこまめに打ち合わせの場を設け、作成したシステムを定期的に見ていただくことで、方向性を適宜軌道修正しつつスピーディーに開発することができました。また、AWSのサーバーレスなサービスを活用することで、重機の増加に追従できるスケーラブルな構成とすることができました。ダッシュボードはRuby on Rails、Reactを使って開発したことでスピード感はもちろんのこと、建設業のお客様に使いやすいと感じていただけるUI/UXを実現しています。